Android2.3のスマホを入手したあたりからマイクロUSBケーブルが手元に増えてきました。
リチウムイオンを内蔵している何かを買うたびにケーブルがついてきます。
なかにはその機材に十分な電力が流れないケーブルがついてくるケースもあります。
大量のMicroUSBケーブルたち
ケーブルなど、さほど劣化しないので、ずっと使えますが、
なんか全然充電終わんない!
という現象に出合うことが増えてきました。
Qi事件
Qiの充電台ですが、1.6Aぐらいを要求します。2.4Aの充電器を使用していたのに、なんか全然充電が進まないので、調べてみたらスマホには200mAぐらいしか流れていなかった。こりゃ充電おわらん・・・。
付属ケーブルを使ったような気がしたが、よく覚えていない。
流れる電流の記載などない、100均のUSB延長ケーブルを使ったのも良くなかった。
Qi充電台はスマホの置き方も重要です。
ラズパイ事件
ラズパイは負荷によって電力消費が増えたりして2.5Aぐらいので電源が推奨されています。タブレット充電用に2.4A流れる電源を買って使用しているのですが、電力不足の雷マークがチラチラと・・・。
計測してみると600mAぐらいしか流れてない、しっかりした作りのケーブルだからと使っていたものが1Aも流れないものだったという、ちゃんとしたケーブルでしたがちょっと古い。
100円ショップのちゃんと1.8Aぐらい流れるケーブルに変更しました。
雷マークは出なくなり無駄な事をしていたと感じます。
ケーブルの見える化
ケーブルの品質によるものだろうとは理解していますが、目には見えないので「このケーブルは太そう」とか、「作りがしっかりしてそう」という見た目判断で使っていました。
長さが丁度良いなどの理由で使用していたら、なんか全然充電終わらない。
充電する機器が増えて、出かけるために充電したと思っていたのにほとんど充電されていなかったりで困り、実害が出てきたので、ケーブル品質の見える化を行いました。
電圧チェッカーです。
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USB電圧チェッカー
値段もピンキリですが、最初の1個はそこそこのものを購入 |
これを使って1本1本、確認します。
充電される側はお風呂で使ってるスピーカーです。
これが2Aぐらいで電気を吸ってくれるため、ケーブルの性能が計れます。
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これはT6、うちのはP5ですがもうAmazonでないかも |
結論
古いケーブルは捨てて、100円ショップで2.0Aぐらい流れる事が記載されているケーブルを買うのが良い。
愛用していたケーブルの中には800mAぐらいしか流れないものもたくさん。
付属していたケーブルたちは結構ダメなものが多く、今利用しているのは下の写真のケーブル。
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Anker(左から2本目)と充電制御ケーブル(右端)以外は100均ケーブル |
ダイソーのケーブルでも1A以上は流れる(1.3Aぐらいが平均)のでダメではないのですが、
お勧めはこれ、ローソンストア100で売ってます。
これは
アットキューという会社さんの製品です。
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TypeC以外のでもOK |
だいたい1.5A以上は流れるのでハズレ感は少ないです。
カラフルなケーブルもあるので、そういうのを使うとケーブルの区別がつきやすくなります。
100均にLED入ってて7色に光るケーブルが売ってますが、充電用途には買ってはいけません。
光らせるのに電気使っちゃってますので・・。
自転車で夜走るのに自分の位置アピールなどに使うのは良いと思います。光り方に品がありませんが。
長さが足りないとUSBの延長ケーブルが欲しくなりますが、残念ながら100均には充電用途の延長ケーブルはないっぽい。USB3の延長ケーブルは大きめの電流が流れるようになっているのでUSB3用の延長ケーブルを買うと良い。残念ながら100均ではUSB3のUSB延長ケーブルは売っていないので、コンピュエースさんとかならお手軽な金額で3mまで買える。
今では1A以下しか流れないケーブルはワイヤレスイヤフォンやスマートウォッチなどの用途にしか使えない。
ちゃんと2A流したい場合は100円じゃないけどAnkerとかかな。
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とっても丈夫なケーブル。ちゃんと2A流れます |
1Aぐらいしか流れないケーブルでもQuickChargeに対応しているスマホやタブレットなどでは電圧9Vなどで充電できるので、使い物になります。
対応している端末なら次のような充電器買うと速い充電ができます。
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安すぎて心配だったけど、何も問題なくXperiaで9V充電できました。 |
5V x 2A = 10W
9V x 1A = 9W
ですのでQuickChargeできればケーブル今のままでも良いかもしれません。