1番お金がかからないのでずーーーとルータの簡易NAS機能を使ってきました。
最初は
WZR-HP-AG300Hで RatocSystemのハードウェアRAIDできるドライブと組み合わせて使ってきました。
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ラトックシステム USB3.1/Gen.2 RAIDケース |
スマホが802.11acに対応したものになってきたり、ノートパソコンも802.11acに対応してきたので、
WZR-1750DHP2を買いました。
選択の理由はUSB3.0を備えていることと、デュアルコアCPUを搭載している点です。
使ってみた結果、USB3.0のポートを備えたルータを使っても、どうもUSB3.0の性能を生かせていないようで、転送速度が読み込み15MByte/秒、書き込み20MByte/秒ぐらいしか出ません。
USB3の口からUSB2の口に付け替えてもほぼ変わりません。
ポートはUSB3だけど、見た目だけ?、中のチップの性能が低いのかほぼ変化ないです。
正直ガッカリしましたが、オマケ機能なので仕方ない。
なぜか書き込みの方が速いという謎現象でしたが、
まぁ、それでも15MByte/sぐらいの転送速度が出ていたので使い物にはなっていました。
ラズパイをファイルサーバーにするのは考えていましたが、ラズパイ3B+までは転送速度が、ルータのオマケ機能と同じ程度なので、ラズパイ4の登場を待ちにまっていました。
検証!
sambaインストールして、簡易NASで使っていたドライブをマウントして検証
ちょっと大きめなCentOSのISOファイルを転送させて計測・・・。
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素敵な速度・・ |
容量が優先な為、
使用しているディスクはHDDです。なのでSSDのようなスピードはありません。ですが、今まで15Mbyte/秒ぐらいしか出ていなかった転送速度が本来の速度に近い100MByte/秒になりました。
RaspberryPi4ならSSDでも十分に生かせそうですが、次はギガビットイーサネットの限界(125MByte/秒)に引っ掛かります。データ置き場用途ではHDDで十分かと思います。
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後日、DiskMarkしてみました |
sambaサーバを建てるには以下の作業が必要です。
- IPアドレス固定
- sambaのインストール
- sambaの設定
IPアドレス固定
自分の使いたいIPにします。IPv6はわかんなかったらv6アドレスのところは消していいです。
192.168.0.1はうちの環境でのルーターなので、自分の環境に合わせて書き換える必要があります。
# vi /etc/dhcpcd.conf
# Example static IP configuration:
interface eth0
static ip_address=192.168.0.10/24
static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1
sambaのインストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install samba
sambaの設定
面倒なので、pathは自動マウントされた場所(/media/pi/96bb13bb-cbc7-4c94-81b3-5a7f84ccf140)にそのままにした。
以下の記述をsmb.confの最後らへんに追加
# vi /etc/samba/smb.conf
[strage]
comment = mydata
path = /media/pi/96bb13bb-cbc7-4c94-81b3-5a7f84ccf140
guest ok = yes
read only = no
browsable = yes
force user = pi
自動マウントがどこの場所にマウントされたかわからなかったら
# df -HT
とかすると分かると思います。
自動起動設定
# systemctl enable smbd
# systemctl enable nmbd