一畳のくつろぎタイム

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2021年2月28日日曜日

加湿器を買おうと散々悩んだ結果100円ショップで済ませた話

 最近力尽きてリビングで寝る事が数回あり、リビングで寝ている方が起きた時に喉の調子が良いという状況になっていました。

リビングはエアコンがダイキンのうるさら7で加湿してくれます。自室のエアコンは東芝の霧ヶ峰で、普通のエアコンなので加湿とかしません。

 

湿度が問題なのかな?とAmazonで手頃そうなものを検討します。


どうせ買うならと思って思いついたのがスマートコンセントなどで利用しているMerossの加湿器。ON/OFFをスマートスピーカーからできたり遠隔操作できます。

Meross スマート加湿器

だが、加湿器って遠隔操作いらない。むしろ水替えなど毎日やって清潔を保つべきデバイス。湿度や温度、水の残量がわかるとか、そういう機能はないらしいのでいらない。


同じくスマートコンセントとして利用している+Styleの加湿器。

売りがアロマオイルが使えるとか、ライトの調整とかで、水の出方を間欠にできたりとかで温度とか湿度とか残量ではない。+Styleの悪いところは自社製品としか連携できないので湿度を見てONとかはコレ単体では出来ない。

+Style スマート加湿器 (卓上) アロマ加湿器

いまいち欲しく感じない。


加湿器については、スマートデバイスでなくてもいいかなと思うので普通のものを検討する。最近電池入りの扇風機を買って、良かった印象から。いろいろ見ていると電池が入っているのはいいかもという事だった。

BOSIWO 加湿器 1000ml 大容量 卓上加湿器

1Lタンクで充電して電池によるワイヤレス稼働も可能。

やわらかライト、噴出量も多め。

これでいいかな?と思いかけ、特に特徴があるわけではないのでもっと安いものが無いか調べる。


色々ある。

加湿器 卓上 USB充電式 超音波式

もう1500円に近い金額。これも少し小さいが電池が入っている。

小さい分場所を取らないのでそれはそれでよい。


色々見れば見るほど、製品のコモディティ化が激しすぎて買う判断の基準となる特徴がないのである。搭載電池が大きめとか、噴出量が多いとか、湿度センサーがあって表示や噴出量のコントロールに使えるとか、少しでも尖った商品を捜してみたが、Merossや+StyleのIOT対応以上に尖った特徴が無いのだった。


ふと100円ショップでも300円ぐらいで加湿器を置いていた事を思い出し、調べてみると方式はAmazonで検討した安めの加湿器たちと同じで超音波方式という方法で、最安300円から500円ぐらいであることが分かった。

 


300円と500円の違いは、自分でペットボトルを用意するか否か程度で加湿機能自体はさほど変わらない印象。USBのケーブルが付属している事ですらすごい

使い物にならないレベルだろうとは思ったが、何せ300円という価格のアドバンテージは大変尖っており、帰りにダイソーに寄って買って帰ったところ。

意外とフツーに使えてしまった。

100円ショップの加湿器でも自分の頭周りだけ加湿という用途に於いては足りているのではないかという結果だった。Amazonで見たものはもう少し噴出量が多い。

連続稼働は4時間で一旦切れるので、睡眠中に加湿し続ける用途では工夫が必要です。

超音波方式は霧のようなものが出るのに熱くなく、目に見えない気化式と比較すると加湿してる感が強くて面白いのですが、国産メーカーに採用製品がほとんどありません。

なぜなのか調べてみると、

掃除機で有名なダイソンでは超音波方式を採用する物の、除菌するためのライトを搭載いているなど汚れに対する問題があることがわかります。

とどまっている水では、レジオネラ菌という菌が増殖してそれをまき散らす恐れが超音波式にはあるようです。

 広島市の注意喚起資料

https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/132802.pdf

そのために国産メーカーは超音波方式を使っていないらしいです。

超音波式の加湿器は、蒸発させる気化式加湿器と異なり周辺に細かな水の飛沫をそのまま飛散させるという事でそれがよろしくないようです。

見た目には水の飛沫が見えて楽しいですが、それがレジオネラ菌には最高の環境のようです。

毎日水替えをして、たまに乾かし洗浄し、ペットボトルは頻繁に変え、1シーズンで処分。

月1買い替えでもいいレベルの値段だし、定期的に触って汚れがありそうだったら捨てるという事で運用すればよさそうです。

加湿器のコアな部分は300円で作れることにびっくり。


追記:

100均加湿器は見た目は加湿されてる気がしますが、体感や湿度計で無いよりはマシ程度だったため自作しました。

見た目最低、お手入れの楽さが最高の加湿器です。
こちらの記事をどうぞ。

https://blogger.kinkuman.net/2023/09/blog-post_14.html