おチビさんの味方200円ヨガブロック x2 |
OAデスクは170cm以下はお断りの世界
世の中の机や椅子は170cmの人に合うように作られています。
(※ KOKUYO『オフィスデスクの最適な高さは?基準から高さが合わない時の対処法まで解説』)
身長がそれ以下の人間は、170cm以上の人間に比べデスクワークがハードモードとなるのは世の中に認識されていないように感じます。
プロゲーマーのたぬかなさんが半分冗談で
「身長170cm以下の男性に人権はない」
と仰っていましたが、机と椅子の世界においては170cm以下は老若男女問わず人権が尊重されていないのが現実です。😢
机と椅子の選び方は
ヨシムラマリさんが書いたimpress watchの記事が素晴らしいので一読する事をお勧めします。
適切な製品がない場合の対応
以前に机の脚を切った記事を書きました。
63cmがパソコン利用としては最適なサイズだったのですが、100均の足を付け足して+4cmして67cmとして使用していました。
63cmが適切であるのに、なぜ67cmに落ち着いたかというと、以前の記事に書いたように幕板の影響もありましたが、椅子の座面を一番低くしてちょうど合う位置が67cmぐらいだったということが長く使った結果わかりました。
私の使用している椅子ニトリ製のランツァの座面は43~53cmで、私の身長に適切な座面は39.3cm、3~4cm高いのです。座面高さが39cmの椅子はなかなかありません。
あったとしてもオカムラのアトラスのは10万以上し、ホイホイ買える金額でもありません。
机については幕板があることが以外は不満はなかったのですが、幕板があるとディスプレイアームがつける場合に制限が多く、数年希ってきた昇降デスクを買ったことにより、現在は高さ67.7cmで使用しています。
結局67~68cmあたりに落ち着いたのでした。
この状態で足は全部床につきますが、踵が浮く感じで踏ん張れている感覚はなく姿勢が落ち着きません。
かかとが床につかない場合の弊害
人間の腰には仙骨と呼ばれる骨が、お尻の方にあるそうです。
キュベレイの腰のアーマーみたいな尖った骨です。
仙骨? |
人が立っている状態では、当然仙骨も立ち、座っている場合にもこれが立っているのが望ましいという事なのですが、合わない机や椅子、踏ん張れない状態だと仙骨を立てるのが難しく感じました。
頑張って仙骨を立てて座りますが、かかとが床についていない場合、すぐに疲れてしまったりして気が付くと仙骨すわりという状態になります。
仙骨すわりのイメージはタンクモードのロト(左の方)の感じです。
電車のなかで、マナー悪そうに座っている人はみんな仙骨座りです。
ロトさんはロボットなのでカクカクと座り仙骨立ってますが人間は腰が斜めになります |
仙骨座りは楽な感じがしますが、姿勢が崩れているため後からじわじわとダメージがきます。しかも姿勢が悪いので周りの人に良いイメージを与えないデメリットもあります。
でも椅子が合わず踵(かかと)が床につかないと、仙骨を立てるのが自然にできないので仕方がないのです。
足が安定しない場合の対策
フットレストを買えばよさそうだったので調べてみましたが、椅子の脚とぶつかって邪魔な未来しか見えません。あと足を広げたいときもあります。
フットレスト |
または厚底サンダルでも買えばよいかと思っていました。
厚底 サンダル |
割とよさそうです。男性用は男って感じでデザインが微妙、女性用だと小さい。
いざダイソーへ
で、いろいろ検討しながら代替品を探しに夢と制作のテーマパークダイソーへ行きました。
安い厚底サンダルぽいものとかあったりしないかと探しました、強度が心配ではありますが発泡スチロールのブロックなんかも良い候補です。すると私には用途が不明なヨガブロックという商品が売ってます。
ポージングするときの支えに使うようですが、ヨガはヨガファイヤ以外はハトのポーズしか知らないので、このブロックの必要性がピンときません。
フットレストと厚底サンダルの中間として良さそうで買ってみました。
200円x2個=400円 |
足元に置いてみると割といいと思います。
椅子の脚の隙間位置に動かせますのでさほど邪魔になりません。
床がフローリングだったとしても、このブロックの上に足を載せるとスポンジみたいなものなので冷たくありません。それからグリップ力があり簡単に滑りません。足も床も。
かれこれ2か月以上使用してます。
会社用でも2個買って足元に転がしておけばよいだけで、コストに対して効果は抜群です。
ちょっと足で踏ん張る意識をしながら座るだけで腰は楽です。それから首や肩も負担が少ない感じがします。
失敗しても400円、お試しください。
その後
いろいろと工夫する材料にはなるので、ダメではないのですが、位置が動いてしまう事は防ぐ事が出来ず、動いてしまい椅子の足が当たる事に不満を感じ ヒール9cmの女性用の厚底サンダルを買いました。
ヨガブロックに鼻緒でもつけたらよかったのかもしれません。
ヨガブロックは今は肘置きに生まれ変わって役立っています。
肘置きの世界も沼です。