一畳のくつろぎタイム

このブログでは紹介する商品画像をAmazonアソシエイトより借りています。画像やリンクにはアフィリエイト広告が含まれる事があります

2019年12月1日日曜日

ラズパイ(RaspberryPi)4のファイルサーバーとしての性能

1番お金がかからないのでずーーーとルータの簡易NAS機能を使ってきました。
最初はWZR-HP-AG300Hで RatocSystemのハードウェアRAIDできるドライブと組み合わせて使ってきました。

ラトックシステム USB3.1/Gen.2 RAIDケース

スマホが802.11acに対応したものになってきたり、ノートパソコンも802.11acに対応してきたので、WZR-1750DHP2を買いました。
選択の理由はUSB3.0を備えていることと、デュアルコアCPUを搭載している点です。

使ってみた結果、USB3.0のポートを備えたルータを使っても、どうもUSB3.0の性能を生かせていないようで、転送速度が読み込み15MByte/秒、書き込み20MByte/秒ぐらいしか出ません。
USB3の口からUSB2の口に付け替えてもほぼ変わりません。
ポートはUSB3だけど、見た目だけ?、中のチップの性能が低いのかほぼ変化ないです。
正直ガッカリしましたが、オマケ機能なので仕方ない。

なぜか書き込みの方が速いという謎現象でしたが、
まぁ、それでも15MByte/sぐらいの転送速度が出ていたので使い物にはなっていました。

ラズパイをファイルサーバーにするのは考えていましたが、ラズパイ3B+までは転送速度が、ルータのオマケ機能と同じ程度なので、ラズパイ4の登場を待ちにまっていました。

検証!

sambaインストールして、簡易NASで使っていたドライブをマウントして検証
ちょっと大きめなCentOSのISOファイルを転送させて計測・・・。
素敵な速度・・
 容量が優先な為、使用しているディスクはHDDです。なのでSSDのようなスピードはありません。ですが、今まで15Mbyte/秒ぐらいしか出ていなかった転送速度が本来の速度に近い100MByte/秒になりました。

RaspberryPi4ならSSDでも十分に生かせそうですが、次はギガビットイーサネットの限界(125MByte/秒)に引っ掛かります。データ置き場用途ではHDDで十分かと思います。

後日、DiskMarkしてみました

sambaサーバを建てるには以下の作業が必要です。
  1. IPアドレス固定
  2. sambaのインストール
  3. sambaの設定

 IPアドレス固定

自分の使いたいIPにします。IPv6はわかんなかったらv6アドレスのところは消していいです。

192.168.0.1はうちの環境でのルーターなので、自分の環境に合わせて書き換える必要があります。


# vi /etc/dhcpcd.conf

# Example static IP configuration:
interface eth0
static ip_address=192.168.0.10/24
static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1

sambaのインストール

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install samba

sambaの設定

面倒なので、pathは自動マウントされた場所(/media/pi/96bb13bb-cbc7-4c94-81b3-5a7f84ccf140)にそのままにした。
以下の記述をsmb.confの最後らへんに追加
# vi /etc/samba/smb.conf
[strage]
   comment = mydata
   path =  /media/pi/96bb13bb-cbc7-4c94-81b3-5a7f84ccf140
   guest ok = yes
   read only = no
   browsable = yes
   force user = pi


自動マウントがどこの場所にマウントされたかわからなかったら
# df -HT
とかすると分かると思います。

自動起動設定

# systemctl enable smbd
# systemctl enable nmbd


2019年11月30日土曜日

待ちに待ったラズパイ4を手に入れたぞ

ラズパイ4の技適が通りKSYさんとこが販売を開始したので、速攻ポチりました。

 
RaspberryPi3B+が出たときに、ギガビットイーサになったことを喜んで買いましたが、今回の新型は比べ物にならない進化です。

まずCPUのコアがCortex-A75にアップ、私が使ってるスマホが2016年製でCPUはSnapdragon650ですが、コアが同じです。

とりあえず使うために必要なものは

  1. マイクロSDカード
  2. キーボードマウス
  3. microHDMIケーブルまたは変換アダプタ
  4. USB-TypeCケーブル
  5. USB充電器
 でしょうが、1なんかそのへんに1つ2つ転がってるでしょうし、2はパソコンの使えばいいです。
3はスマホのHDMIケーブルとかがこの形状だったので持ってるかもしれません、なかったら100円ショップで売っています。(店によってはないかもしれないので、いろいろまわってください、となりの電源と干渉しますが、変換アダプタを削ればいけます。)
4も100円ショップで買えます。3A対応とか書いてあるので誇大広告だったとしてもまぁ2Aぐらいは流れるでしょう。
5は今どきの2.4Aぐらい流れるのだったら大丈夫だと思います。

以前のラズパイで使っていたSDカードなどを試したらなんか起動しなかったので、もう1回最新のイメージをダウンロードして焼いたほうがいいと思います。

発熱がやばいと聞いたので、確認してみました。
とりあえず
ラズパイ4サーモグラフィーでぐぐると、どこが熱いのかよくわかる画像が出てくるので、そこをカバーできるようにヒートシンクを載せます。



昔使っていたパソコン用のマザーボードでノースブリッジ用についていたヒートシンクをとっておいたものです、ちょっと前のチップセット用ヒートシンクがちょうどよい大きさという・・・。

ラズパイを熱くしたいので自分でpythonで無限ループを作って動かしてみましたが、1CPUしかつかっていないのかほとんど負荷なくて熱くならない・・・。

こちらの方のノウハウを活用させていただいて・・負荷をかけてみます。
http://www.neko.ne.jp/~freewing/raspberry_pi/raspberry_pi_3_command/

opensslのwc -lのやつです、すぐに100%になります。

しばらく稼働させてみて、57度で頭打ちになりました。
CPUにはちゃんとグリス塗ったり、wifiチップや電源近くには熱伝導シートをはったりしましたが、手で圧着した程度なのでどの程度かと思ったのですが思ったより良い結果です。

一度52度に下がったのはヒートシンクに息をフウフウしたせいです。

ラズパイ用にちっこいヒートシンクが売ってますが、あまり意味ないんじゃないかと思っています。
かといってファンをつけるのも、小さいファンってウルサイイメージがあります。
CPUフル稼働での消費電力も計測してみましたが最大で1.7A程度でした。
USB3接続したSSDとマウスキーボードを使っての消費量なので、慌てて3Aのアダプタとか買わなくても今持ってるもので行けると思う。




せっかくUSB3.0になったので、USB3.0のSSDから起動を試みますが、
まったく起動しなくて2時間ぐらい悩んでいましたが、どうもラズパイ4はまだUSBbootに未対応?なような雰囲気で、

https://www.youtube.com/watch?v=FM9wuFLufyA
の方の動画を見ながら、USB起動ではなく、起動だけSDカードで、SSDを使う方法で起動させました。
ラズパイ4はUSB3.0だからか、補助電源なしでUSB接続したSSDが起動しました。
昔失敗したやつも使えました。

gnome-disksの結果は動画の方と違って結構古いSSDを使ってるので150-200M程度でしたがSDカードと比較すれば十分な速度でしょう。

またRaspberryPi3B+の時はUSB2.0だったので同じディスクで30M程度しか出ていませんでした。

USB3の速度が検証できたので、ギガビットイーサが規格通りならば高速ファイルサーバーとして使えます。
自宅の簡易NASがどれだけ早くなるか楽しみです。

最後に今回の検証で使ったアイテム紹介です。

オウルテック USB3.0/SATA3.0対応 2.5インチ HDD/SSD用外付けHDDケース Windows10 UASP対応 Max5Gbps ガチャポンパッmini3.0 ブラック OWL-EGP25U3V3-BK
ロジクール マウス キーボード セット MK245nBK 無線 ワイヤレス コンボ ソリッドブラック MK245 国内正規品
ルートアール シリーズ最多10項目カラー表示 USB簡易電圧・電流チェッカー RT-USBVAC6QCシリーズ (白)
JOUJYE ナノ・ダイアモンドサーマルグリス OC7
親和産業 各種発熱部熱伝導用シリコンシート 25×25×2mm 2枚入り 熱伝導:5.00W/M・K SS-SG2M

2019年11月6日水曜日

RaspberryPi3B+をSSD運用する

ケーブルを買う

数百円のUSB3<->SATAケーブルを買ったら、2回も届かなかったためなかなか実現できなかったラズパイ3B+のSATA SSD化です。

 接続がUSB2になるため、速度はあまり期待ができませんが、耐久度も考えて接続してみました。

Amazonで中国から届く格安のものを買ったら、
船便2週間、届かない。
別の商品購入
船便2週間、届かない。
という事で、もう数百円けちってイライラしたくなくてPrimeで明日届くやつ買いました。
ラズパイ3B+はUSB2なのでUSB3じゃなくてUSB2のケーブルでもいいんだけど、失敗したときにUSB2だと本当にゴミなので3を買っています。USB2のケーブルは地味になんか高いということもあります・・ケチ。

ELUTENG SATA3 USB変換ケーブル 2.5インチ


でも残念!電力不足で動かねー!

sataの延長ケーブルを使って、電源だけ別に供給してみると動く。

こういうやつと
こういうやつにIDE<=>SATA電源変換かます


電源分岐ケーブル 30cm ペリフェラル - 2x SATA 電源


使用しているSSDは比較的消費電力は少ないんだけどなぁ。
USB2とUSB3は規格上流れる電流量が違うので仕方がない。
PCで使うと普通に使えます。

どなたかがラズパイで試していて実績のあるやつを購入。
電源用のUSBケーブルがついてるタイプです。

オウルテックUBS3.0 なんかUSB3.1Gen2に対応した新型が出たせいか安い

ラズパイはUSBの口は2口あり、それがx2で搭載されていますが、縦に2口つないだらダメで、横に並ぶように1口と1口でつないだらOKでした。

SSDから起動してもUSB2.0の壁があり、ラズパイでは理論値の半分ぐらいしかでていないようなので、転送速度は30Mbyte(bit表記だったら180Mbit/s)ぐらいとなる。体感速度もmicroSDカードとさほど変わらないような気がする。

結論

耐久度の問題はクリアできそうだが、そんなにアクセスされないapiwebサーバーでは1年半ぐらいSDカードで動いているが今のところ問題ない、1年ももてば十分な気がしている。

USB3、真のギガビットイーサネットであるRaspberryPi4が待ち遠しい。
ファイルサーバーとして働けそう。 

 

その後にPi4で幸せになれた記事はこちら


2019年11月2日土曜日

GoogleHomeMiniのスピーカーペア設定

GoogleHomeの普通のを買いまして、GoogleHomeMiniが1つ余りました。
使わないし、売ったって大した金にならないし、誰かにあげるかと考えていたところ。

GoogleHomeのアプリでデバイスの設定を見ていたらスピーカーペアなるものが・・・、たしかAmazonEchoにはスピーカーセットなるものがあるのは知っていましたが、GoogleHomeにもあるとは知りませんでした。





チャコールなんですが、中2病なのでノワールとか名前つけてしまいました。(;^_^A

どっちをLRにするのか決めます。

スピーカーの配置場所指定
 合体した2台のGoogleHomeMiniは新しいデバイスとして認識される模様

部屋への配置をします。

とりあえずそのまま

完了

これで2台のGoogleHomeMiniが合体し、ステレオスピーカーとなりました。

結論

GoogleHomeMini2つからステレオで音がでるので1台のときよりは良いですが、低音スカスカなので若干の改善でしかありません、わざわざ追加で1台買ってまで設定するものではないかと思います。
でもよくはなります。前回書いた記事の10段階だと3->4へのアップぐらいはあるかと思います。

こういう機能は面白いです。

追記

GoogleHomeでも同じことをやってみました、Homeは低音が強いので低音がさらに強力になり、個人的にはあまり好きではありません。
で、GoogleHome+GoogleHomeMiniというアホな事をやった記事がこちら
https://kinkuman.blogspot.com/2020/01/googlehome4.html
 

ねんがんのGoogleHomeをてにいれたぞ!

私でも買える2980円!箱もきれいでした

基本貧乏なので3000円以上は大金です。
スマートスピーカーは活用していますが 、すべてGoogleHomeMiniです。

1つめ、ビックカメラの半額セールで3000円
2つめ、中古3000円

ということでどちらも3000円以内での購入でした。
miniと普通のGoogleHomeの違いはスピーカーの大きさと、若干本体操作で出来ることが増えている程度なので機能的な差はないのですが。

miniのスピーカーは、サイズから考えれば良いのですが、音楽鑑賞には足りません。
そのためBluetooth経由でスピーカー出力することになります。
この記事で書きました。

定価12,000円で半額セールでも6000円するため「買えないなぁ~」と思っていました。

ところが、IOSYSさんが2980円(税込み)でGoogleHomeを売っているという情報をGoogleが持ってきた!!!!!!


中古Bランクということでしたが、特にそんなに触るものではないからか新品と言われても疑わないレベルのキレイさでした。
店員さんは展示品だと言っていました。


ほぼ新品と言っても過言ではない
で、音楽かけてみてminiとの音質を比較しましたが、私の中での10段階で表すとして
0123456789
9は自分が持ってる中で一番いいやつ(マニアの人からしたらショボなのかもしれませんが(*´Д`))でONKYOのGX-70Aを基準として、数値で表現します。(古いのでリンク先は後継機種です)

GoogleHomeMiniは3ぐらいです。
お風呂スピーカーとして使っているSoundPEATSのP5ぐらい。

GoogleHomeは5ぐらいだと感じました。
低音は多少出る気がしますが、 全体的に音が軽いです。高音の繊細さもあまりありません。
Miniと比較すれば音は良いですが、音楽をちゃんと聴くスピーカーとしては幾分足りないです。


結論

音質はminiからわざわざ買い替えるレベルではないかなという印象でした。サイズが大きく高さがあるので場所も考える必要があります。


SanDiskの高耐久SDカード買ってきた

SanDiskの高耐久SDカードを買ってきたのでベンチしました。


スペックは
容量 64GByte
READ 100MB/s
WRITE 40MB/s
最低保証規格 UHSスピードクラス3 ビデオスピードクラスV30 UHS-I スピードクラス10
5000時間(208日)連続録画



使用したカードリーダーはTranscendのこれ、100均のリーダーでは、ちゃんとベンチできないので最低限の品質はあるもの

SB3 UHS-I対応のリーダ



SanDiskはだいたいREADを少し盛ってる感じなのでいつもどおり
規格以上の数値が出ているので良いのではないかと思う。
試してないので相性はわからないが、FAT32でフォーマットしなおしして、ラズパイとかで使うのもいいと思う。

こちらの記事もどうぞ
高耐久SDカードの選び方
https://kinkuman.blogspot.com/2019/06/sd.html

SanDisk 高耐久 microSDXC 64GB