一畳のくつろぎタイム

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2022年10月6日木曜日

ディスプレイアームいくつか使ってわかったこと

 

評判の良いエルゴトロン LX デスク モニターアーム

安いもの高いものいろいろ5本ぐらいディスプレイアームを使ってなんとなく感じたことがまとまってきたので、これからディスプレイアーム買おうとしている方がいれば共有したいと思いました。私が購入したメーカーはエルゴトロン、HUANUO、Klearlookの3社です。

 

ディスプレイアームなんてそもそも必要?

人間がディスプレイに合わせる世界から、ディスプレイが人間に合わせる世界に代わります。疲れたらリクライニング椅子を倒して、ディスプレイは自分に覆いかぶさるように上の方に設置などアームがなければ不可能です。

 ただし上記のような使い方をする場合はアームの下向きティルトを気にする必要があります。

 ティルトについてはこちらの記事で書いてます。

https://blogger.kinkuman.net/2022/05/blog-post_16.html

 

アームが付けられる机かどうか?

自分で買って使うまでは、しっかりとした机でないとだめだと思っていました。
しかし割とどうでも良い感じです。
カラーボックスレベルの強度でも、重い本などを入れて簡単に動いてしまわない重さを作ることに加え、設置部分に2x4材程度のちょっと厚めの木材などで補強をすればディスプレイアームは付きます。

幕板のある机の場合

以前書いたピンとキリのディスプレイアームを買った件に写真があります。幕板の高さを超えられる大き目の木材をかまします。100均だと調達しにくい大きさなのでホームセンターです。

ディスプレイアームを選ぶ際には、幕板分の大きさを考えて取付可能天板の厚さを意識しましょう。

HUANUO HSNN7の場合は取付可能天板:厚さ10mm~90mmとなっています。

取付金具を逆さにすることですこし延長可能な場合もあります。

エルゴトロンLXアーム、HUANUOの私が買ったモデルは取付金具の逆さ使用が可能でした。

 

アームの価格の安い、高い

私が使ったアームでは高かろう(1万円以上)が、安かろう(3千円程度)がディスプレイを固定できることには変わりません。動きが滑らかとか微調整がしやすいといった差は当然あります。普通の使い方であれば安いもの買ったとしてもおそらく不満はさほどないでしょう。値段が高いとデザインが凝っているものもあります。実用性ベースで考えた場合は安くても満足します。ディスプレイが重く、耐荷重ギリギリの場合は高いものの方が設計に余裕があり耐えられるかもしれません。

 

STARPLATINUM 液晶 TV 快適ワークのモニターアーム GA112 ブラック 13~32インチ対応

ちょっとデザインが凝っているタイプ、この商品は私買ってません。

ポール型かポールなし型か

場所のメリットはポールなし型ですが、使い勝手はポールあり型です。ポール型はぐるっと180度回して使うようなことはできませんが、ポールなし型はそれが可能です。位置を大きく変えたい場合はポールなし型の方がやりやすいでしょう。

 


HUANUO モニターアーム ディスプレイアーム ガス式 VESAアーム クランプ式 PCモニターアーム 15~27インチ対応 耐荷重2~6.5kg 角度調節 ケーブル管理

 

ポールなし型、これでもフルHD20~23インチあたりは余裕です。

 

ポール型はポールの長さに余裕があればほかのアームを増設したり、磁石でくっつくものを利用できたりします。高さをポールギリギリまで上げたりする事もできます。

 

HUANUO モニターアーム ディスプレイアーム ガス式 VESAアーム クランプ式&グロメット式 PCモニターアーム 17~32インチ対応 耐荷重2~9kg 角度調節 ケーブル管理

ポールあり型、結構しっかりしてます。この商品は耐荷重も高く安くお勧めです。

 

クランプ式のマイクスタンドをポールに設置する土台などがあります。これは大変便利で使っています。

長尾製作所 マイクアームをモニター背面やモニターアームに設置ができるポール固定 クランプテーブル 動画配信 Web会議 NB-MARM-PLTB 黒

 サブディスプレイは横に並べていましたが、同時にウインドウを沢山開いた場合見上げる方が首を横に動かすより楽で、高い位置にディスプレイを設置したく、長いポールを買ってポールだけ入れ替えて使っています。現在3画面ですが、作業中は上下2画面、ウェブで調べものをするときは縦にしたフルHDディスプレイを左に置いて使っています。

suptek PCモニターアーム ディスプレイアーム モニターアーム 液晶ディスプレイ スタンド 13-27インチ対応 水平多関節 グロメット式&クランプ式 VESA規格75-100mm 耐荷重10KG (MD6821)

 

この製品はポール欲しさで買いました、付属の上下位置の調整できないアームも使ってはみましたが、ほぼ固定位置のサブディスプレイなどにしか使えないと思います。別のアームに付け替えてポールだけ使っています。

 

耐荷重

カタログで書いてある耐荷重ギリギリでもなんとかはなりますが、動かしにくかったりするので、ディスプレイに対して2~3kg程度余裕のあるものを選ぶのが良いです。最近のディスプレイは画面の大きさに対して意外と軽かったりします。4K40インチとかウルトラワイドは重いのでちゃんと耐荷重を満たすものを選ぶ方が良いです。普通のフルHD20~24インチあたりだったらどんなアームでも満たすと思います。

 

HUANUO PCモニターアーム 液晶ディスプレイアーム 13~35インチ対応 耐荷重2~12kg ガススプリング式 グロメット式&クランプ式 VESA100*100 USBケーブル付き 多角度調節 ケーブル収納

12kgまで対応しアーム長め、しっかりしてます。現在メインディスプレイはこのアームを使用しています。

 

 

付加価値

 

クイックリリースプレート

ディスプレイアームとディスプレイをねじ直付けではなくプレートをディスプレイに設置し、そのプレート経由で本体と連結するタイプのものは設置がしやすいです。特に重たいディスプレイの場合顕著です。また、アーム位置が確定しない初期設置の頃には位置を変えるのが苦になりません。ないよりあった方が良いですが、位置が1度定まると動かさないのでどっちでもよくなります。

 

クイックリリースプレート付きアーム

 

エルゴトロン製の後付けタイプがあります。VESA規格なのでおそらくエルゴトロン製以外のアームでも設置できると思います。


エルゴトロン クイックリリース ブラケット 15.9kgまで VESA規格対応 60-589-060


次のアームはリピートして2台使用しています。

仕様が変わっていなければクイックリリースプレート付きの格安アームです。

 

USBポート

USBポート付、ディスプレイにUSB接続できる製品の場合、アーム土台にUSBポートがあると便利です。なければ普通にケーブル這わせるだけなので、 外観的なメリットはあるかもしれません。机の上にUSBハブ設置とかケーブルが這うのが嫌な方は良いかもしれません。当然ですがアーム土台からケーブルは出ます。

HUANUOのものはUSB3対応ケーブル、KlearlookのはUSB2対応ケーブルでした。そのあたりもチェックした方が良いです。ケーブル自体は先の金属がむき出しな事以外は普通のケーブルなので、付け替えも可能だとは思いますが、意外とそのタイプは売ってないのです。


メス形状のUSBがアームの土台に埋まるので、端子先がこのようなスリーブから飛び出したタイプでないと無加工では嵌らない

 

延長可能

延長用アーム

これはエルゴトロン用の延長アームです、延長アームが使えると長さが足りない場合にも付け足すことができます。バウヒュッテのアームでは最初から3本アームのものもあります。


Bauhutte (バウヒュッテ) ロング モニターアーム

耐荷重で紹介したHUANUOのHNSSはアームは2本ですが、1本が長いので結構伸ばせます。


あったら良いもの

モニターアーム補強プレート

EAYHM モニターアーム 補強プレート (モニタアーム補強板黒)

補強プレートは無くても取付は可能ですが、机の天板によっては傷がついたりします。20~23インチ程度のディスプレイではさほど負荷はありませんが、頻繁に移動させたりする場合はそれなりに負荷はかかる気がします。鉄のプレートでよいのですがケチDGsする場合は100均の木材のちょうどよさそうな大きさのを買ってくれば上下200円で済みます。

安いアームは土台部分が小さい事が多いのである方がいいと思います。 

100均のブックエンドもサイズが合うか、自分で曲げるか切ることができれば代用できると思いますが、木材の方が手軽です。

 

ゴム

ズレの防止になります。

アームと机の設置面には最初からゴムが付いてる事がほとんどですが接地面が少なかったりゴムの品質が微妙な感じだったりすることがあります。ホームセンターなどで買ってきましょう。値段は大きさと厚さによりますが500円以下で済むと思います。

私は机の表と裏と両方に補強の木材とゴムを使っています。

光 ゴム板 100角×3mm KGR-3100