少し昔、ASUSのP8Z-68V PROというマザーボードをCore i7 2600K CPUとともにヤフオクで落札しました。
2万円という事で、低スペックだったら新品が買えそうな金額でしたが、Core i7 2600Kは本当に素敵なCPUで2019年では中古市場価格10000円ぐらいを維持しています。
またP8Z-68V PROも中古にしては高めで購入当時は10000円ぐらいだったので、まあ順当な値段だったと思っています。
ある日、PCが勝手に再起動していました。
またWindowsUpdateで勝手に再起動させられれて相性の悪いパッチを当たられたのだろうか?と思い、アップデートのアンインストールなどをしたりしましたが。
フッと電源が落ちる事が発生し、再起動を繰り返す。
SSDやHDDを外してもPCの不調は治らなかったので、WindowsUpdateは犯人ではない可能性が高いです。
動作が安定しないので1つ1つパーツのチェックします。
ドライブ、USB機器、動作に関係のない部品はすべて外します。
怪しい順、手間のかからない順に調べていきます。
メモリ
メモリをまったく別のものに変えても症状が変わりません。メモリは犯人ではないようです。CPU
CPUを別のPCと交換します。Core i3-2100という、性能はほどほどなCPUですが検証には使えます。
1000円で買えるCPU Intel Core i3-2100 3.1GHz |
CPUを交換したら意外と安定して動き、CPUが死んだのかと考えましたが、たまたまCorei7よりは長く稼働していただけで結局はフッと電源が落ちてしまったのでCPUも濡れ衣っぽいです。
CPUはまだまだ疑わしかったので、 Core i3-2100の乗っていたVostro260SというDellのPCにCore-i7載せてテストしたところ安定稼働しました。
CPUも白です。
電源
電源は80PlusGoldのまぁまぁ良さげなものを使っていたので、疑っていませんでしたが、もはや容疑を免れません。所持していた250WのTFX電源を使って起動してみましたが、やっぱり安定しません。
あああ、もうマザーボードしかない。
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暫定的にVostro260SにP8Z-68V PROで使用していたCPU、GPU、SSD、HDDを移植して起動したところ特に問題なく使えてしまうという・・。
マザーボード変わってるのに普通に起動するwindows10って素敵 |
ああ、もうVostro260Sでいいじゃん。
USB3がないとか電源が250Wだとか、音がうるさいなど色々問題点はありますが、幸いグラボはGeforece GTX750Tiという低電力カード、しかもロープロファイルなのでVostro260SのようなスリムPCで使えてしまうという。
コスパ最強 GeForce GTX750Ti PCI-Ex16 LowProfile 2GB |
高負荷でちゃんと動くか、黒い砂漠というゲームを起動して試したら速攻電源が落ちてしまい、電源不足を疑いましたが、ワットチェッカー使っても消費電力はさほどでもありません。
何の気になしに買ってきていたこれですが、今の商品電力がわかるので簡易エコワットよりまともな製品です。 |
テストだったためCPUファンにCPUグリス塗っていなかったのを思い出し、家にあった適当なものを塗ったら安定稼働しました。
再度黒い砂漠を起動して少し遊んでみて、一晩放置してみましたが問題なく動いていたので大丈夫でしょう。
Vostro260Sという正直しょっぱいPCでしたが、CPUにCorei7、グラボ、SSD搭載で最強装備したらそれなりに戦える感じにはなりました。搭載メモリが8G最大なのが最大の残念ポイントです。
出来上がってみた感覚、メーカー製の筐体、メーカーマザボに過去の最強系CPU。
これって最強のSandyおじさんPCかもしれない。
700Wぐらいの電源から今回250W電源になったので、心配になって計測してみましたが、プレイ中で140W程度、放置で60W程度、うーん、エコなシステム。
いまさらP8Z-68V PROの代わりとなる、2,3世代Corei対応マザー買うのもばかばかしく、9世代CoreやRyzen2世代とかで新調しようかと検討しています。
Ryzenの登場など、SandyおじさんPCが時代遅れとなってきました。
ただ、今回組み立てられた最強SandyおじさんPCの性能を超えるような事をしていないので、趣味の領域になりそうです。
その後、Ryzenおじさんに進化しました。
https://blogger.kinkuman.net/2021/01/sandy.html