スーパーやコンビニなどで「チュロッキー」って見かけるけど、 これってチュロスと同じなの?って一度は思ったことないだろうか。
食べてみると、自分が知ってるチュロスとは違い、なんか普通のドーナツっぽい食感と味なのだ。見た目とギャップに軽く混乱した。
チュロスを愛称っぽく可愛く言ってるのだろうかと思っていたが、これだけ違うとチュロスとチュロッキーは違う食べ物なのかと疑問を持つ。
結論から言うと、色々同じではない。
というより、名前の商標問題でややこしくなっている。
- チュロス → 本来の菓子の名前
- チュロッキー → 山崎製パンの商品名(商標)
つまり、見た目や系統は近いけど、 言葉としては別物。
チュロッキーとは何?
「 チュロッキー」は山崎製パンの商標。
実際に商標登録第5295755号として登録もされていて、 棒状ドーナツの商品名として使われている。
なので、チュロッキーという言葉は一般名称ではなくて、 製品名。
なぜチュロスと言わないの?
普通に考えたら「チュロス」で売ってくれた方がわかりやすい。
なぜ別の名前を作るのか。 調べると商標の問題だった。
日本では「チュロス」という言葉、 かなり早い段階で商標が押さえられている。
その結果、 自由に商品名として使えるわけではなく、特に「菓子・パン」分野では制約がある
という状況になったようだ。
チュロスといえばディズニー
チュロスと聞いて、
ディズニーランドのチュロスを思い浮かべる人は多いと思う。
チュロスを名乗れるのは、
日清製粉が関わっている商品であり。
チュロスは日清製粉が1985年に取得した商標なのです。
USJは日清製粉とはかかわりがないようで、チュリトス(別の会社の商標)を販売しています。
一方、ミスドは引き算した
ミスタードーナツは
1990年に「チュロ」「ハニーチュロ」を出している。
足すんじゃなくて「ス」を引いた。
結果、接頭語としてチュロと付けば、チュロスっぽいものを表すことになったとも言える。
山崎製パンのチュロッキーは、チュロスというよりも、ミスドのチュロとよく似た外見をしている。
チュロッキー爆誕
チュロスが世の中で認知され、他社も作りたい。
「チュロス」が使いづらいならどうするか
→ 別の名前を作るしかない
その結果、日本ではこうなった。
「 チュロス 」「チュリトス 」「チュロッキー 」みたいに英語の活用変形みたいになった。
似た名前が増える。
つまりこれは製法の違いというより、
商標回避でネーミングに苦労した結果のようだ。
まとめ
チュロッキーは、チュロスっぽい菓子に付けられた、山崎製パンの商標名。
そして背景には、
「チュロス」という言葉が自由に使えなかった事情がある。
商標登録に関する問題が浮き彫りになっていて、 単なるお菓子だけの話ではない。
まだ日本で一般化していなかった言葉を商標に取られると、こうなるという例。
ドーナツみたいに完全に一般化していれば問題にならないが、チュロスは当時そこまでメジャーではなかった。
商標が先に押さえられ、各社が苦労して別名を作り、妙な呼び方になっている。
活用
つまり名称を見れば、どこ製かわかるのだ。
ファミリーマートで包装の異なるチュロッキーが売っているが、名前がチュロッキーなので、100%山崎製パンが作っていると言い切れる。
参考・引用元
- https://ipforce.jp/shohyo/apview?idDLAp=461&kubun=30&p=9&y=2010
- https://www.yamazakipan.co.jp/brand/donuts_station/index.html
- https://iac-academy.co.jp/column/1028/
- https://allabout.co.jp/gm/gc/506517/2/
- https://www.misterdonut.jp/enjoy/zukan/donut/y1990.htm