なかなか好評だったスマホ充電制御方法
2019年に スマホの充電が完了したら自動でコンセントをオフにする方法という記事を書きました。
IFTTT対応スマートプラグ+アプリAccuBatteryの組み合わせでほぼ完ぺきに充電監視ができる方式は、記事へのアクセスも多かったし、色々なところにコピー記事ができました。Youtubeに丁寧な解説動画までできていてびっくり!
皆さんのスマホの電池寿命に貢献できたのならば幸いです。
私自身この方式を長く利用してきました。MerossスマートプラグのIFTTTサポートは表向きは終了していますが、実際にはつい最近(2023/10)まで利用可能でした。
2023/11には本当に稼働しなくなりました。ではIFTTTの使えるSwitchBot製のスマートプラグに買い替えればよいかというと、Xperia5にメインスマホを変えてから電池残量監視アプリのAccuBatteryが節電対象から外してもタスクキルされてしまい、思うように80%充電できません。
手元に何台かスマートフォンがありますが、機種によってうまくいく、いかないと差があるのも面倒に感じてきました。
新しい充電監視方式を考える
それで新しい方法を色々と考えてみました。
今回は以前の方法ほどスマートではありませんが、OSやスマートプラグメーカーやIFTTTなどのサービスにあまり左右されずに80%充電する方法です。
あらかじめ断っておきます、以前の方法より野暮ったい方法です。
まず元ネタは、この私の記事
この方法を使うと、音声コマンドによりGoogleアシスタントでスマートプラグに対して1時間後にオフにするなどが可能です。
やり方
上の記事のやり方でスマートプラグの種別を「扇風機」や「テレビ」とし、名前はなんでもいいのですが、この例では「充電器」などとしておきましょう。
そのスマートプラグに刺さっている充電器にスマートフォンをつなぐと、AccuaBatteryの通知にだいたいどのぐらいで満充電になるか目安が表示されます。
つないで20秒後には予想時間が表示されますが、できれば30秒~1分ぐらいは経過してからの予想時間を見たほうが良いです。予想時間が安定するまで時間がかかります。
この予想時間をGoogleアシスタントやGoogleHomeスマートスピーカーへ声で伝えます。
「OK Google 充電器を50分後にオフにして」
以上です。
※音声コマンド例はスマートプラグがGoogleHome上で「充電器」という名前に設定されている前提です。
これでおおよそ80%ぐらいになるまで充電して、経過時間後に充電器がオフになります。
画像のようにいたわり充電などがONになっていると充電速度を緩めたりするので、OFFな方がよさそうです。
ぴったり80%などにはなりませんが、仕組みが動作せず充電100%になる悲しみからは解放されます。
今回の方法の一番のメリットはベンダーロックインされない事
これならIFTTTもいらないし、どこのメーカーのスマートプラグでも使えます。IFTTTが動かなくなったMerossプラグで数か月使ってますが、この方式で十分な気がして記事にしました。
追記:1年程度運用後
慣れてきてAccuaBatteryの充電完了予想時間をほとんど見なくなりました。スマホや充電器によって時間は変化しますが、私のスマホといつも使用している充電器では50分あたりがちょうど良い感じです。用があって長く出かけるときには+10分して60分充電したりします。
(IFTTTなどのインストールがない)どのデバイスでも同じ運用ができるのは便利です。
使用している充電器はこれです |
そのほか充電制御アイデア
- Googleアシスタントはスマホの電池残量を知ってる「OK Google スマートフォンの電池残量を教えて」というと電池残量を答えるので、これをなんとか利用できないだろうか?
- IFTTTを使わずに80%になったら、スマホ自体がしゃべって(音声ファイルを再生)自分の充電器がつながっているスマートプラグをオフにする方法。Taskerを使って実現はできましたが、スマートスピーカーの近くに置いて無いと聞いてくれないなど、苦労の割にはうまくいかない。
- 最新機種だと、いたわり充電で80%上限設定も可能らしいのでそもそもこういう工夫がいらなくなる?