一畳のくつろぎタイム

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2019年12月10日火曜日

HDDを自分で物理破壊する

昔書きかけてずーと放置してた記事だけど、最近中古HDDの転売が世間を賑せていたので公開してみる。

HDDは処分に困る、消したと言っても論理削除なため、ディスク上にはデータは残る。
 完全に消し去るためには、HDDの内容すべてを0で数回書き直す必要があります。
Macなどではアカウント消去の際にそれをやるオプションがあったりしますが、Windowsの場合は別ソフト、手間がかかる方法しか知りません。

Windowsで0埋めする方法はHDD廃棄の内容をどうぞ

HDDがまだ正常に稼働するのであればこの方法がとれますが、故障し、パソコンから認識できないHDDの場合は、物理破壊以外に方法が考えられません。

大量に破壊する必要のある業者などでは、専用のHDD破壊機械を持っていますが、一般人がこんな大がかりなものを買えないので、普通に分解して壊すことを考えます。

HDD破壊機械だと派手にぶっ壊れますが、ぶっ壊さなくてもHDDの磁気ディスクをイジェクトしちゃえばいいのです。

HDD物理破壊に必要なもの


トルクスT5
トルクスドライバーは安いのを買うと精度が荒くてねじを壊してしまう恐れがあるので、数百円高くても、精度の高いものをお勧めします。
 
具体的には次のような品です。
アキバで500円で買ったいろいろ入ってるもの(精度が低いので使用には注意が必要、でも注して使えば安くて種類があって便利)
 
ネジなめて外せなくなった日には絶望しかありません。

作業

単純に開けて中の円盤を取り出すだけです。

まずはシールを剥がします、剥がさないとネジ外せません。
 
シールをはがせば全部ねじが見えますので、先ほどのトルクスドライバーで外します。


円盤と対面です。めちゃ綺麗

ガンガン外していきます



映り込みを警戒しないといけないぐらい鏡です。


ディスクのイジェクト完了
 あとはもう1回HDDの蓋して、適当にネジ止めします。
中にフタのねじと円盤以外の外したネジとか部品とか入れておくとガラガラと普通では考えられない音がするので、今話題のゴミを転売しようとする人でもヤバいディスクだとわかるでしょう。
鉄くずとしてリサイクルされるなら特に問題ないです。

円盤の処理

円盤だけならペラペラなので保管しておいても邪魔になりません。
本に挟んでおけるレベルです。鳥よけCDとして使う事もできます。
 
投げてチャクラム!とか言って遊べます。

チャクラムは人に向けて投げないようにしましょう

円盤のより良い破壊方法の知識は持っていません。
1年野ざらしとか、表面をやすり掛けしてみたり、磁石まみれにしてみるとかしとけばいいのでは?
しかし、もはやこのチャクラム状態で、1個人のクソデータを誰が復元しようとするのか?

円盤破壊

円盤破壊は何度か試みてはみましたが、ディスクによって
グニャグニャに曲がったり、パリっと割れて粉々になったりと様々です。
散らかったり、力が必要だったりで疲れるし、怪我をすると大変なので結局保管してます。

※気になって調べたところ、磁石とかくっつけても最近のHDDは磁力を保持する力が強くてほぼ意味ないようでした。


2017年6月5日月曜日

古いHDDの安全な処分方法

古~いHDD 10ギガ

今となってはSDカードよりも容量の少ないHDDが押し入れから出てきた。
HDDは普通に消しても、ファイルシステムからは完全に消えていないので自分のデータをちゃんと消す方法を試す。
(見られてもさほど価値のあるデータはありませんが、HDDを捨てる前の儀式みたいなものです)

基本的には意味のないデータで全領域を上書きすれば、何も残らない。
HDDの全容量が自分が見たくないような写真で埋まってるのを想像してくれればいい。
要はごみで埋め尽くすということだ。

MacではHDDの領域をすべて0で埋める機能の画面があってUIで操作できたりするのだが、Windowsでは残念ながら画面はない。

コマンドプロンプトでcipherというコマンドを使うことで、0埋めできることがわかる。
よくあるパターンでは以下のように入力する。

cipher /w:f:

ここでf:は消したいドライブの指定である、この場合Fドライブを指定している。
ドライブ名は、つないだ際に適当に割り当てられるので、エクスプローラーから対象としているドライブかどうかしっかりと確認してからおこなう。


cipher /w:ドライブ:

ヘルプを読むと指定はドライブではなくディレクトリ指定のようだ。

また自分は試せていないが、このコマンドは未使用領域に対してのみ0埋めが行われるので、データを残していると消されない。
あらかじめ作業対象のディスクにクイックフォーマット等を行って対象HDDにデータがない状態でおこなう。

以下の画像は2台目をおこなっている途中。
cipher実行中
磁気が残るとかいうので、3回ぐらい実施するのがよさそうです。