以前、このような記事を書きました。
家庭用無線LANアクセスポイントと法人向け無線LANアクセスポイントの違い
セミナー会場のような20人以上が密集してノートパソコンなどを使う環境では、家庭用では力不足でたまに動作がおかしくなりWifiルータの再起動をしなければならなかったりで手を焼いていました。それを法人向けに置き換えたら何も憂いがなくなった経験をしています。
自宅のWi-Fi環境ですが、IOT化の影響で接続数が増えました。スマートスピーカーやスマートコンセントなど常に20台ぐらいの機器がWi-Fi接続を行っており、特に通信が不安定になるようなことは起きてはいませんが、パワーアップを考えました。
Wi-Fi規格の普及状況
Wi-FiはいわゆるIEEE802.11ac(Wi-Fi5)が世の中に普及した状態にあります。
IEEE802.11ax(Wi-Fi6およびWi-Fi6E)は普及し始めの状況にあります。
Wi-Fi6もOFDMA対応など特筆すべき技術は多いのですが、Wi-Fi6Eは使える電波帯域が増える画期的なバージョンアップです、Wi-Fi6については6E普及まで待ってもいいのかな?という感じます。
スマートフォンやパソコン、IOT機器などWi-Fiの子機がWi-Fi6や6Eに対応していない場合、子機が使える通信方式で通信するのでWi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントだけ一点豪華主義でアップグレードしたところで、あまり意味がありません。
将来的に対応する機器を買った場合に活用できるという事はありますので、無駄とは言い切りませんが、Wi-Fi6Eのブロードバンドルータを買ったけどWi-Fi5でしか使ってないという状況になります。
それで、このIOTデバイスの多い時代、接続数を考慮しなければなりません。
同時接続数を知る
バッファローさんの家庭用モデルをチラシを見ますと、親切に接続台数の目安が書いてあります。
わかりやすくて素晴らしいですね。
端末数と人数で分けているのは、人が操作して頻繁に通信が発生するスマートフォン、パソコンのような端末と、頻繁に通信をしないスマートコンセントのような端末を考慮しての事と思います。
高価なモデルの方が同時接続数が多くなる印象です。1人ぐらしワンルームマンション6畳でプレミアムモデル購入は勿体ない気がします。
10人以上の人が集まって作業するには、家庭用ではプレミアムモデルですら足りない事になります。
うちではたくさんの人が集まって接続するわけではないのですが、30弱の子機があるために同時接続数の多めのものを買いたいと思うのですが、Wi-Fi6や6Eに対応した子機は1台しかありません。つまり6や6Eはいらない。
型落ちモデルを狙う
それで白羽の矢が立ったのが型落ちの法人向けモデルです。
WAMP-1750Dはカタログ落ちしているので中古で割と安く買えます。
それから普通の人はこんなもん買おうと考えないのでライバルが少なく余裕で買えます。
「やっぱり法人モデルだ、100台つながっても大丈夫~」
他のもう少し新しいモデルの256台、384台は恐ろしいです。
しかも全てタブレット端末(頻繁に通信をする端末)をつないだテストをしていたりします。
この法人向けモデルはPOEでの給電が前提なのかACアダプタがつかないため、普通に買うとACアダプタだけで3000円ぐらいしますが、型落ちで中古だと7000~8000円ぐらいでACアダプタも付いてきます。
消費電力は
と若干多めです。自宅に迎える日がくるとは・・ |
冷却ファンはありませんのでいたって静かです。
そして、会社で買ったことがあるので大きさは良く知っています。
クソデカです。
ラズパイは運転免許証などカードサイズです |
普通のWi-Fiブロードバンドルーターの1.5倍ぐらい、厚さは2倍ぐらいあります。
ラズパイと比較してしてたら、白くてデカくて突起がでてるやつ、なにか既視感あると考えたらコレでした。
デンドロビウム |
白いボディで中古なので汚れを心配しましたが結構綺麗で、Wi-Fi6Eが普及する日まで活躍してもらうと思っています。
ちなみにWAMP-1750Dは今では存在がレアなWi-Fiアクセスポイントです。Wi-Fiブロードバンドルーターではありません。
なにを言いたいかというと、もしこの記事を見て自宅採用を考えた方がいらっしゃった場合に
WAMP-1750D単体ではインターネット接続できず、他のブロードバンドルーターと組み合わせて使うものですのでご注意ください。ということです。