自分も昔疑問を持っていて、一応解決したけど共有していなかった情報です。
ふと思い出して、この情報が欲しい人はいそうだと思い記事にしてみました。
小規模な事務所ぐらいの人数30人弱の部屋で無線LANアクセスポイントを設置する場合にどういう組み合わせが正解なのかという事です。
この疑問を解決したのは数年前の話なので、今現在の家庭用アクセスポイントはもっとパワーアップしている可能性があります。参考までに記しておきます。
参考に掲載するアクセスポイントの画像は記事を書いた当時のものを掲載しています。
無線LANアクセスポイントには家庭向けと
法人向けがあります。
BUFFALO 法人向け 管理者機能搭載 無線アクセスポイント WAPM-1266R |
最近は家庭向けも高価な商品の選択も可能になってきましたが、基本的に
法人向けは値段が高く、家庭用は値段が安い傾向があります。
Buffaloのように家庭向け、法人向け両方作っているところもあれば、CISCOのように法人向けがメインの会社もあります。
値段が安いという理由で、企業であっても家庭用を使っているケースも多いです。
家庭用と法人向けの違いは?
無線LANの規格や速度などは家庭用でも法人向けでも変わりません。そのため仕様を眺めてもよさがわからないのです。
何故か法人向けモデルは本体色が白が多いいう謎の統一があります。
Buffaloのサポートに聞いてみた
作ってるとこに聞くのが一番じゃないかと、法人向けモデルを検討する際に電話して訊いてみたことがあります。
今回のケース30人弱の見通しの良い部屋で、家庭用アクセスポイントを2台使った場合と法人向けモデルを使った場合はどちらが良いのかというストレートな質問です。
当たった方が悪かったのか、対応いただいたサポートの方はわからないという回答でした。 購入サポートみたいな部署に電話したと思うので、その回答はどうかなと思うところはありましたが、 自分で試せばいいかという結論になりました。
試してわかった家庭用と法人向けの一番の違い
実際使ってみた経験から話しますと法人向けモデルは同時接続数が多くても安定します。
一般的に1所帯に夫婦と子供で3~4人、祖母祖父がいたとしても6人ぐらい。家庭用モデルはそのぐらいの数が同時に接続しても問題ないのですが、11~12あたりから怪しくなります。
30人弱の部屋で使った場合には家庭用モデル1台で全員を賄う事は難しく、2台用意して13人+13人ぐらいで分けて使いました。
それでもいまいち安定感にかけており、たまにおかしくなり再起動するというアクションが必要だったこともあります。
アクセスポイントが2台になり、たくさんあるPCをどちらのアクセスポイントにつなぐか管理する必要があり面倒になります。法人向けモデルの場合は1台で賄えますが、さらに集中管理する機能やツールが付属したりオプションで用意されていることがあります。
また帯域を均一に使わせたり、優先させたりなど色々制御機能をもっています。
ということで、法人向けモデルの利点は同時接続数が多くても安定するというのが一番の違いです。
無線規格は一緒なので、使える帯域や速度は変わりません。電波がやたらに遠くまで届くといったこともありません。
結論
1人暮らしで法人向けモデルの無線LANアクセスポイントを使うのはあまり意味がない事といえます。
最近はスマートホーム関連でWifiにつながる機器がやたらに増えてきたので、家庭用もパワーアップしているかもしれませんし、室内の照明が全部wifiにつながるスマートLED照明などであれば法人向けモデルを買う意味もありそうです。
調べてみたら自分の部屋だけで16台つながってる・・🤔
13台はスマートコンセントとかIOT機器、IOT機器は人間の使うPCのようにガンガンネットワークを使うわけではないのでいけるのかな・・
このようにIOT機器が増えてくると、フィリップスとかIKEAとかSwitchBotとかハブがあるIOT製品は購入時にハブ代金が余計にかかって嫌な感じだけど、wifiの同時接続数の節約や管理はしやすいんだと認識しました。
Philips Hue スマートリモコン ブリッジ |
SwitchBot スマートリモコン ハブ2 |
その後
自宅に法人向けアクセスポイントを導入しました。
https://blogger.kinkuman.net/2023/10/wi-fi.html