きっかけ
GooglePlayMusic終了からYoutubeMusicに移行し、CDから取り込んで貯めこんでいる(継続中)の音楽をアップロードして楽しむ用途で使っています。
スマートフォンとBluetoothイヤホンで聞いている事がほとんどでしたが、デスクトップPCのブラウザからYoutubeMusicにアクセスして聞いてみたところ、なんか透明感がない不明瞭な音がすると感じ。「音が悪い」と感じました。
オーディオプラグの刺さりが悪かったり、サウンドデバイスのサンプリングレートとか低い設定になってしまっていないかなど色々原因追及してみましたが改善せず。
YoutubeMusicにアップロードしてある曲の元ファイル、CDから無劣化FLACにしたものを再生したら透明感のある音が出てきました。(ような気がした)
調査
知識がGooglePlayMusicのままだったので調べると、公式情報
https://support.google.com/youtubemusic/answer/9076559?hl=ja
標準
デフォルト設定
ビットレート: 128 kbps AAC
昔mp3が流行り始めたときの基準値44khz 128kbps、ヨンヨンイチニッパってやつ。
「データサイズを約1/10にしながら人間の耳にはCD並みに聞こえるといわれていたレベル」
という音質です。当時のストレージ容量の状況とマッチしたファイルサイズと音質のバランスが取れた設定です。
良く(256kbps)するにはPremium登録ということで、Googleも商売が上手になってきたなぁと感じます。
確認するには、WebのYoutubeMusicから統計情報を出すと確認できました。
数字の意味はこちらから確認できます。
mp4a 128kbps |
GooglePlayMusicの時は無料アップロードユーザーでも音質は高かった(320kbps)ので、音が悪いと気づいた自分の耳はまぁまぁなのかしらと思っていたのですが、検証のために何度か聴いていたらわからなくなってきてしまい。再生するソースによっては全然わからないという結果になってしまいました。
※自分がアップロードした曲は128kでしたが、Youtubeの動画付きのMVなどはOpusというコーデックになっていたりで一律ということではないみたいです。
自分の耳の調査
最初に音が悪いと思って聴いたのはJazzのサックス曲の音で、ボーカルの歌がメインの普通によく聴く曲とは違う楽器音でした。
ボーカルメインの曲でも、何回か聴いても音の良い悪いがわからなくなってきて、再度Jazzの楽器音を聴いてもわからなくなり、音が悪いと感じた事自体が幻だったのだろうとしか思えません。
さらに下の音質64kbpsで鳴ってたんじゃないだろうか?と考える悲しい結果に。
で、音の違いがワカラナイので、CD音質そのまま残すために保存フォーマットにFLACを選択したことやハイレゾ音源をありがたがったりしていた事に疑問が生じてしまい。
耳が腐ってるのかな?
と考え、聴きに行ってみました。
「可聴範囲 テスト」
でググるとたくさん出てきます。
https://www.sainokuni-rionet.jp/choice/7_index_detail.html
12000Hzまでしか聴こえない、こんな耳で若者ですら可聴範囲ではないハイレゾとかおこがましい。
同じようなテーマを扱った記事を見ると
ハイレゾは「聴こえないが、他の音を引き立てる」とか、「耳では聴こえていると認識してはいないが感じてはおり、それが良い音と感じる要素となる」などである。
耳というセンサーが聴こえる聴こえないは別として、体として感じるということである。
可聴範囲テストでも、聴こえないからとボリュームを上げすぎると耳にダメージがあるから注意ということなので、内容としてはつながります。
高音質が必要か?
自分の耳では手元のCD無劣化FLACとYoutubeMusicにアップロードして劣化したはずのmp4aの違いすらわからない。
ならばYoutubeのPremiumの登録をしたところで、ありがたみがないということである。
高級機材を使って再生しているわけでもないので、雑魚環境で音質なんぞはわからないというのも1つの答えかもしれません。
WindowsはPCの音を混ぜるミキサー通ると音が劣化するということからASIO対応機器から直再生も試していますが、多少違うような気がする程度で、目隠しされて再生されたらわからないと思う。
結局
食べ物を食べて、美味しいかそうでないか判断する時のように、規格や品質がどうのこうのより、それが心地よいのか、そうではないのかでいいと思った。
100均で買ってきたイヤホンはわかる、1500円~10,000円ぐらいでもうわからない。
ハイレゾ再生できる機器で再生した場合になんだか良いような気がする、小型スピーカーと近い位置での再生ではなく部屋全体で再生などとなると、多少違うような気もする。
音源隠して音ソムリエするには1人では確認が難しいので、こんなくだらないことに付き合ってくれる人がいた場合に確認してみます。
128kbpsとそれ以上の区別もつかなかった悲しい結末でした。
でも考えようによっては、Youtubeプレミアム登録しなくても満足できるエコな耳 です。
その後
カーオーディオに接続した場合に、違いを体験する機会がありました。
YoutubeMusicから再生すると、高音が不快にジャリジャリする感覚があり、ONKYO HFPlayerなどからFLAC再生すると違和感がありませんでした。
カーオーディオのスピーカーが原音を忠実に再生するのかそうでないのか、腐った耳の持ち主には判断がつきませんが、プレミアム登録したYoutubeMusicでどう感じるのかはいつか試してみたいと思います。