ドネドネドネ~ドネ~SIMを載せて |
追記~
令和の0SIM、donedoneエントリープランでしたが、2022/10/2をもって新規受付をやめたようです。もう0SIM的な使い方はできません。
きっかけ
だいぶ前の話ですが0SIMという画期的な試みの通信サービスが終了し、新しいスマホやSIMが刺さるパソコンなどの実験用で使えるSIMがなくなりました。
代わりになるものが欲しくて楽天モバイルが0SIM的に使える記事を見て、あまり好きでない楽天モバイルに申し込もうと血迷ったことをしてしまいましたが結局加入はしていません。
全く気に留めていなかったのですが、PC-VANからのお世話になっているBIGLOBEにdonedoneというモバイル回線ブランドができており、今回内容の確認をしました。
知り合いのガラケーからのスマホ移行先として色々調べたところ、donedoneエントリープランは0SIMだという事に気が付きました。
0SIMとの違い
完全に同じではなく0SIMは
- 500Mバイトまでの高速通信が無料、そのあとは段階的に課金、回線はdocomo
donedoneエントリープランは
- 50Gバイトまでの通信が可能、通信速度は常に128kbpsに制限、回線はau、データ専用
という形です。
0SIMは、使用量に応じた段階的課金のため、0円維持には通信量を500Mbyte以内に抑える使い方をする必要があり、素人にはおすすめしにくい側面があります。高速通信と謳っていましたが時間帯場所によっては使い物にならない場合があり、あてにできない印象でした。 (通信が遅すぎて500Mバイトすら達成がむずかしいという)
使ってみた
donedoneエントリープランを使ってみたところ、メールのようなテキスト主体の場合は特に問題はありません。
速度を計測してみると128kは安定してちゃんと出ている模様。
普通のWebサイトは出るまでに30秒ぐらいかかったりしてイライラします、Webで調べものはしてはいけません。
ハングアウトなどテレビ電話ツールでの会話は音声のみの場合は問題なさそう、テレビ電話はきつくて、即映像がオフになります。
YoutubeMusicで低音質設定でストリーミング、犬の散歩しながら聞いてみたところ、1曲の再生中に1回は音が無くなりますが、イライラするほどではなく使えなくはない印象。電波状態の悪いラジオを聴いているより良い。
高速通信をする方法について
契約するまでわかってなかったのですが、エントリープランの場合、課金したくても仕組みが用意されておらずプランを0円のエントリープランからほかのまともなプランに変えるしかないという。Povo2.0でいうところの「トッピング」がまだ用意されていないようです。(長いこと準備中というかやめたっていうメール来た)
Povo2.0みたく課金がないと自動解約といったこともなさそうで、実験用サブSIMとしては安心して使えそうです。
つまり、課金したくても払えないのがdonedoneエントリープランで、0SIM的に実験用サブ回線として使用するならば、ミスって料金を発生させることすら不可能です。
高速通信が必要な場合はエントリープランからベーシックUプランなどに変更は可能で、SIMカードはそのままいけますが、ベーシックUプランなどからエントリープランへ戻ることは不可能な不可逆的プラン変更となるようです。0円でと考えている方は一度やってしまうと戻せないようです。
ほとんど通信しない方のSIMとして
知り合いのガラケーからのスマホ移行先は、JetfonS20iを使ってFOMAとdonedoneのデュアルSIMという普通の人に説明してもわかってもらえなさそうな構成になります。
スマホもよくわからない人に私はなんてものを持たせるでしょうw。
でも要望通り、機械だけスマホになって、契約は現状維持、無料通話あり、金額もそのまま、いやだったら今まで使っていたガラケーに戻れる。
とりあえず使ってもらって問題なければそのまま、スマホになって利用形態が変わり通信速度に不満があれば別のsim契約してもらえばいい。
donedoneSIMに思うこと
ガラケーから進化していなくて家ネット環境がない高齢の世代と連絡手段として、donedoneSIMの契約してもらって、見やすそうな大き目タブレットやwifi機器があるならばモバイルルーターにdonedoneのSIM刺して渡しておけば遅いけどインターネットにはつながる。
0(ネットがない)と1(ネットがある)の違いは大きい。
モバイルルーター、bluetoothPANモードでも速度的に十分 |
おっさん感覚では、ISDNデュアル回線が無料!!!って昔だったらやばいね。