Ryzen5 3600を手に入れ、価格に対し非常に高性能で驚きました。
このRyzen5 3600は6コアなので12コアの話はこの後に書いています、勘違いしているわけでないのでご心配なく。
この記事を書きかけて放置してあったので、記事公開日時よりちょうど6か月ぐらい前の話です。
AMD Ryzen 5 3600 |
自作してたAthron以降、使用PCはしょぼく、Celeronおじさんだったりしました。必要があってアップグレードし6世代Coreの時代にわざわざSandyおじさんになりCorei7-2600kでハイスペックという言葉とは程遠いPC生活を送っていました。
Corei7-2600kではぎりぎり2台ぐらい仮想マシンは動かせますが、Ryzen5 3600ならば3台4台用意しても、使い物になってしまう。
仮想マシンや動画エンコードのような処理を考えなければコア数は6コアもあれば持て余しますが、仮想マシンをガッツリ使うと6コアでも足りなくなってきます。
Ryzen5 3600は6コア12スレッドで、スレッドを0.2コア分ぐらいと考える0.2X6=1.2と7.2CPUぐらいと考えられる。
ガッツリ働く仮想マシン4台にCPUを1個ずつ割り当てると、4コアなくなります。
あと3.2コア分なのでさほど余力はない。
3台目まではまだ大丈夫で4台目からややつらくなる。
仮想マシンに与えるCPUも1個だとちょっと遅いので、2個ずつ与えたりするとシステム全体のCPU使用率も90%ぐらいまで上がり、消費電力も増えます。
人間の欲には限りがなく、新たな側面が見えてくると叶えたくなってしまう。
ということで熟考を重ねた上、Ryzen9 3900(無印)を買ってしまいました。
人生初の上位CPUの購入、2か月ぐらい悩んだ。
3900の画像がないので、3900Xの画像を拝借 |
Ryzen9 3900は、CPUファンが付属してこないのでとりあえずRyzen5 3600で使っていたWraith STEALTHをそのままつけてみると、動きはしたがCPU温度がずっと90度でサーマルスロットが働いてるようで、よろしくない。
Wraith STEALTHは、改めて見てみると何と簡素なCPUクーラーだこと
Pentium3時代ぐらいのヒートシンク、Ryzen5 3600はよく動いてたなと思うレベル。
さすがにWraith STEALTHはRyzen9 3900には不相応かと思いましたが、UEFIでCBSという設定を変えてベースクロックの3.1GHzで動くようにすると、温度は70度ぐらいと高いところを維持し続けてはいますが、負荷をかけても普通に使えてしまった。
でも温度が高めなのが気にいらず、CPUファンは買いました。
アイネックス 120mmファン搭載 Intel&AMD用CPUクーラー SE-224-XT |
虎徹が定番らしいのですが、虎徹とそう変わらないし、Wraith STEALTHでもなんとかなってるので金掛けたくないのでこちらを選択。負荷かかっているときに普通に70度から-10度ぐらい冷えました。
Wraith STEALTHのためのベースクロック運用でしたが、排熱が少ないし、静かだし、性能は足りているし、消費電力も負荷なし100W、負荷あり135Wとエコなので、そのまま運用しています。
動いていることが気にならないレベルでPCと同じ部屋で寝れるので、かなり静かだと思います。
通常作業時は40度程度 |
現在仮想マシン4台とか、他にいろいろやっててもPC全体の消費電力は135Wあたりから変動せず、Ryzen3900+RadeonRX580という構成で自分の中ではハイスペック寄りにはなってきたけど、SandyおじさんPC並みにエコ稼働してしまう現実に正直戸惑っています。
技術の進歩は残酷です。
車などと違ってコンピューターには古いものに何も価値がない。
SandyおじさんPCのCorei7-2600k+GeforceGTX750Tiが負荷なし80W、負荷あり135Wぐらいで、アイドル時の80Wは素敵ですが、負荷ありで12コアCPUと同じ135W消費するコイツが急に大飯食らいに見えてきてしまうという。
Sandyおじさんの皆様
Ryzen9 3900(無印)はコスパ、運用費用ともにおすすめです。