一畳のくつろぎタイム

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2020年10月6日火曜日

ウルトラワイドディスプレイ 34GN73A-B レビュー

永く使用して、一部追記をしました。2023/03/17

 ねんがんの湾曲34インチウルトラワイドディスプレイ34GN73A-Bをてにいれたぞ!

【Amazon.co.jp限定】LG ゲーミング モニター UltraGear 34GN73A-B 34インチ/21:9 曲面 ウルトラワイド(2560×1080)/IPS/144Hz/G-SYNC Compatible/HDR/HDMI×2,DisplayPort×1/高さ調節/3年安心・無輝点保証

 

 購入にあたって条件は3点考慮しました。

  1. IPS液晶 
  2. 湾曲
  3. 34インチで解像度はあえての2560x1080

今までの人生で液晶はIPSを選んでおいて後悔した事はないのでIPSです。

これまで平面29インチのウルトラワイドディスプレイを使用していたので、その使用感からの条件が2と3です。

 

ウルトラワイドと湾曲

ウルトラワイドディスプレイは視野いっぱいになるため、どうしても視野の端っこは人間の目の作り上見にくくなります。湾曲があると多少ですが見やすくなります。

トリプルディスプレイとかすると、左右のディスプレイはハの字配置にするのと同じ理屈です。

永く使って分かった事は この製品程度の湾曲ではほぼ無意味だと感じます。

左端っこや右の端っこは、真ん中を見ている位置からはとても見にくいので、結局真ん中あたりでアプリケーションを使うことになります。絵のようにデュアルディスプレイやトリプルディスプレイの場合、左と右のディスプレイはそれなりに角度をつけて配置します。

そうしないと見にくいからです。あまり注視する必要のないゲーム画面の背景などエンターテインメント向けにしか意味がないと思います。

 

本体の大きさと表示の大きさ

このディスプレイの解像度は2560x1080ですが、34インチの大きさだと3440×1440という解像度の製品もありますが、あえて2560x1080を選ぶのは表示が大きくなり見やすいからです。

 

大きさ比較

29インチウルトラワイドとの比較

 視野全部ディスプレイという感じになりました。

 縦に持ってみると、大きさと形でタワーシールド感がすごい。

 

 120cmの机でLXディスプレイアームで使っていますが、机の上がほぼ画面になりました。

湾曲は思った程感じません、もっと曲がってても良い気がします。

 画質は今までの29インチウルトラワイドより良くなった気がします。

また普通のディスプレイからゲーミングディスプレイになったので、リフレッシュレートが144MHzになりましたが、正直そんなにわかりません。

LGモニタの良いところ、ジョイスティック

 29インチのモデルも同様ですが、LGのディスプレイはボタンの代わりにジョイスティックがついており、操作性はとても良いです。

LGモニタの悪いところ、ACアダプタ

このモデルだけの話ではありませんが、LGのディスプレイは電源がディスプレイ内に内蔵されておらず、ACアダプタの形式になっています。残念なことにこのACアダプタ本体からディスプレイまでつなぐケーブル長が1メートル程度しかなくレイアウトやACアダプタの置き場に困ります。これはもうちょい長くしてほしい。 

(秋葉原のコンピュエースという激安で色々なケーブル扱ってるお店がありますが、これに使えそうなケーブルは見つけられず、お店の方にも聞いてみましたがありませんでした。)


買う前に調べてみた表示の大きさ比較情報

ディスプレイは画面サイズが大きくなっても解像度が比例して大きくなると細かさが上昇しますが、字は小さくなるため見やすさは下がります。Windows10は、ズーム表示できるので一般的なアプリケーションでは解像度は問題になりませんが、ちょっと古いゲームや、拡大に未対応なアプリなどではそのままになることが多いので、ドット・バイ・ドットで表示できる方が個人的には面倒が少なくて良いと思っています。

ppi(pixel per inch)dpi(dots per inch)と同じで1インチあたりのドットの数なので数値が大きいと細かいです。逆に考えると凝縮されるので表示の大きさは画面のサイズの割に小さくなる場合があります。

一般的なフルHDディスプレイ

23インチ 1920x1080

ドットピッチ 0.265mm

ppi 95.779

 

いままでのモニター29インチウルトラワイド

29インチ 2560x1080

ドットピッチ 0.265mm

ppi 95.81

 ほぼ一般的なフルHDと変わらない。

 

候補としたLG モニター ディスプレイ 35WN75C-B

35インチ 3440x1440

ドットピッチ 0.238mm

ppi 106.55

解像度が大きいとちいさくなるなあ

 


購入候補だったLGエレクトロニクス 34GL750-Bとこのディスプレイ34GN73A-B

 

34インチ 2560x1080

ドットピッチ 0.311mm

ppi 81.72

けっこう大きくなる!

 

結局、 34GL750-Bは在庫が安定していなかったりしてなかなか買えないでいたところに 34GN73A-B販売開始のお知らせで、即購入しました。

34GL750-Bと34GN73A-Bのパネルはほぼ同じだと思います。(開けてないので確証はありません)

34GL750-Bと比較すると基本機能の違いはよくわかりませんが、USB3.0のハブ機能があったりとありがたいです。

HDMIケーブルは4K対応とかHDMI2.0にちゃんと対応ケーブルでないと映像がメチャメチャに乱れて映らなく、これまで29インチで使用していたケーブルでは、HDMI互換モードという性能を落とすモードにしないと映りませんでした。

互換モードにしてしまうとこのディスプレイの良さが1つ死んでしまうので、 3mのHDMI2.0ケーブルを買いました。パソコンとディスプレイをつなぐUSB3.0のケーブルは付属しないのでこちらもついでに購入。HDMIケーブルとDPケーブル各1本ずつ付属していますが、1.5mぐらいなのでちょっと短いですね。

※ある程度使ったその後の感想ですが、ケーブルはHDMI2.1対応ケーブルじゃないと安定しないかもしれないです。144Mhzのゲーミングモードでなければ関係はないと思います。

HDMI2.1ケーブル

 

Amazonベーシック USB3.0ケーブル

 

検証環境のグラボはRadeon RX580です。

 やっているゲームではAMD FreeSyncを有効にした時が一番効果がありました。

 やはり全体的に表示が大きくなって見やすいのが最高です。3440x1440買って拡大表示するぐらいだったらこのディスプレイ購入してDotByDotで表示しましょう。

 

離席するときにモニターの電源切ることが多いのですが、切るとディスプレイに搭載されたUSBハブも切れるので、ディスプレイのUSBハブは使わなくなりました。 


ウルトラワイドディスプレイはゲーム向け

他の方はわかりませんが、私の場合(視力0.3ぐらい)は仕事ではウルトラワイドディスプレイの真ん中あたりで作業をしてしまい、広さを活用してなかったです。

右端の方にウインドウ置いても、その位置では見にくいので見るときは真ん中に移動させて持ってきます。

ウインドウが最大化されると無意味に横に広く、最大化が使いにくくなったと感じました。

映像を見るには横がありすぎだし、ゲームぐらいしか適正がないと感じました。

ゲームにしか適正がないと書きましたが、適正のあるゲームにおいては没入感がすごいです。デュアルディスプレイなどと異なり繰り広げられる世界に切れ目がないのは素晴らしいです。

仕事にはWUXGA(1920x1200)とFULLHD程度のサブディスプレイという形がベストだと現時点では感じています。