Pentium4 |
この技術が登場した頃に使われていたCPUはPentium4の時代でした。
Hyper-Threadingによって1コアのPentimu4が疑似的に2コアに見えるという謎の機能。
内部バス演算以外の部分で余っている部分を効率よく利用する事ができるという事で、言っていることはわかるが、実際にCPUを使ってみると速くなったかどうか正直体感がない。
昔こんな記事を書きました。
ノートパソコンのCore i7に気をつけろ認識としては、CPU 0.1個~0.2個ぐらいの性能向上が見込めるってことですが、
3GHzで動作するプロセッサをオーバークロックして3.3GHzで動作させても、ベンチマーク結果でも見ないとほぼ感じないのと同じで、ハイパースレッディングをONにしてもOFFにしても違いが判らない。
最近Corei5-3470を1000円で入手しました。
VMWareを動作させて、ホスト側でもある程度負荷のある作業をさせた時に
最強コスパSandyおじさんPCで同じことを実行した場合と比較すると
CPU負荷が
CPU負荷 | |
最強SandyおじさんPC(Corei7-2600k) | 35~45% |
Corei5-3470PC | 70~85% |
もちろん数値だけでなく、動作もi7-2600kの方が軽い。
i5-3470の方は何とか動かせてはいるが、いっぱいいっぱいになってる印象。
Corei7 2600k |
Corei5 3470 |
CPUの世代としてはCorei5の方が新しいが、SandyとIvyはほぼ変わらないらしいので、コア数とクロックの違いとなる。
ちゃんと比較してみよう
といってもよそ様のサイトでの比較ですが、
L3キャッシュと定格クロックが微妙に違う程度、ターボブーストがかかるので、どちらも3.4~3.5GHzぐらいで動いている模様。
そうなると違いは・・・ハイパースレッディングの有無。
Pentium4の1コアだった時代は1コア+ハイパースレッディングで0.2として1.2CPU。
Corei7の4コアの場合4コア+ハイパースレッディング0.2x4として、4.8CPU。
ハイパースレッディングには胡散臭い印象がある。
だが、塵も積もれば山となる理論で数が増えるとそれなりに効果が出ており体感もできるので
コア数が多ければスレッドの恩恵も上がる
という事実は認めなければならないようです。
単にコア数で按分されて見かけ上の負荷が下がっただけかもしれんという疑いはまだ持ってはいますが・・。