一畳のくつろぎタイム

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2019年3月5日火曜日

Raspberry Pi3のCPUの性能をIntelCPUに置き換えて把握する

Raspberry Pi3のCPUはBroadcom BCM2837で、ARM系CPUの性能はいまいちピンとこないので、intelだったらどのあたりなのかと考えると自分はわかりやすい。

Broadcom BCM2837のスペック

ARM Cortex-A53  のクァッドコアの1.2GHzである。
ARMは省電力故にIntelCPUと比較すると、クロック単位の性能は結構貧弱だという認識は持っている。

比較情報と考察


色々調べていると以下のサイトがヒットした
https://www.the-toffee-project.org/truebench/index.php?page=home&lang=japanese

このグラフの中から探していくと、どうもPentiumD 820Pentium T4200よりは性能は低くPentium E2220よりは性能がいい。

PentiumDは爆熱故にCPUファンが爆音というIntel闇の時代を象徴するようなCPU。
冬でもワンルーム暮らしなら暖房器具が不要になるヒーター機能を持っている。
ドラゴンボールでいうとスーパーサイヤ人第3段階のようなもの。
久しぶりに会えてなんかうれしい。でもラズパイより性能いいんかいw

PentiumDualCoreはCore2Duoの廉価版なので、Core2で考えるとわかりやすい。

PentiumE2220が第一世代のCore2シリーズで、 Pentium T4200は第二世代のCore2シリーズ、E2220の方がクロックは400MHzほど高いのだが、性能はT4200の方が大きく良い。

ラズパイはこの中間ぐらい。

実はPentium E2220よりクロックが800MHz低い、Pentium E2140を載せたThinkCentraA55というパソコンにCentOS7を入れて使っており、その性能はよくわかっている。
このパソコンには、昔GeForceのエントリモデルGT520とか載せて、オンラインゲームなどやったことがあります。
ゲームの場合CPUよりGPUですが、CPU使用率100%に張り付くような事はなく、非力ではあるものの力不足を強く感じたことはありませんでした。
もちろん、エンコードなどCPUパワーが必要な作業では足りません。

まとめ

コアの数が有効に働いたり、クロック数が有効に働くシチュエーションもあるとは思いますが、ざっくりとBroadcom BCM2837 1.2GHz 4Coreの性能はだいたいCore2Duoの下の方と考えればいいのかと思う。

Raspberry Pi3のCPUが飛びぬけて高性能ではないが、必要十分である事は理解し、
使用した際の性能の低い感覚は、性能の足枷がCPUではなく、搭載メモリやストレージなのかと感じる結果となりました。

そして

ThinkCentraA55をすぐに捨ててRaspberry Pi3 B+でも買おう。

実際捨てた