一畳のくつろぎタイム

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2018年7月8日日曜日

ディスプレイで目が疲れるときに確認すること

長時間ディスプレイを見続けると目や脳が疲れるが、普通の疲れでない場合は対策が必要です。



基本の基本、輝度

ディスプレイは輝度がちゃんと落とせるものがよいです。
店頭に置いてあるときは、輝度が明るい方が見栄えがよいのですが、実際使うときには明るすぎると目がダメージを受けます。

見るものによって快適な明るさは変わって来ます。店頭だとデモンストレーションで動画を映していることが多いのですが動画は明るい方が見やすいので、可能ならWebブラウザなどを開いて文字を確認できると良いでしょう。

自宅での通常のパソコン利用での輝度の基準は紙です。
コピー用紙など白い紙をディスプレイの横に置いて同じぐらいの明るさに調整します。
ちょっと暗いと最初は感じますが慣れてきます。

また人間の180度ぐらいの視野の中に明るさにムラがあると疲れますので、 暗い中でディスプレイを使うといった事も避けたほうが良いでしょう。


(経験談)私が経験した輝度が落とせない目つぶしーディスプレイ


まだワイドが主流でなかったころに大きなディスプレイが欲しく買いました。
1600x1200という解像度で5万ぐらいしたと記憶しています。
輝度が全く落ちないディスプレイで、輝度とガンマを最低まで下げても暗くならず長く使うと確実に目がダメージを受ける代物でした。
http://www.iodata.jp/prod/display/lcd/2006/lcd-ad203g/ 

ゲームとかで4時間とかプレイすると目が真っ赤になる恐ろしいディスプレイでした。
欲しくて購入したものだったので、長く持っていましたが、あまり使いたくなくノートパソコンばかり使うようになったので、結局ヤフオクで落札してくれた方のところへ1万円で旅立ちました。

Appleのノートパソコンを使用した際に、輝度が画面消えるぐらいまで調整できました。結構昔から周囲の明るさセンサーを持っており、周囲に合わせて輝度を変えてくれるのは単純にスペックからは読めない性能だと感じました。

できるだけ暗くできるディスプレイなのかはカタログやWebサイトには書いてありませんので、
一度ショップでどれだけ暗くできるか確認してから購入するのをお勧めします。
EIZOのディスプレイなら、常識的にかなり暗くできます。

ブルーライト

※現在はブルーライトカットにあまり意味がない研究結果が出ています。
 
次はブルーライトです、私はブルーライトは特に目のダメージを感じないので参考にならないかもしれませんが、パソコンの場合、ブルーライトはブルーライト軽減のフィルムをはったり、お金をかけなくても

https://justgetflux.com/

のようなソフトで色を暖色にすることで、対応できます。
調整ができないデバイスの場合はフィルムになります。
私がディスプレイに問題を感じた当時にはこういうソフトがなかったので、フィルムを買いました。

わたしが買ったフィルム例
このシリーズの15インチノートパソコン用を購入



ドライアイ

集中して作業をするとまばたきの回数が減りドライアイになります。
体質的や病気などによって涙量が少ない方もいますが、画面を見るときは間違いなく瞬きが減ります。
輝度によるアイクラッシャーとコンボで来ると速攻で目が死にます。
対応としてはまばたきの回数を増やす意識と、休憩時に5分でいいのでアイマスクなどして本当に目を休める。アイマスクがなくてもまぶたを閉じるだけでも十分です。
無限にめぐりズムできるホットアイマスクは良いです
 

瞬きを意識させて、改善させるフリーソフトもありますので、無料なので効果があるかないかは試してみればよいと思います。

こちらに紹介記事を書いています。
 
パソコンソフトでドライアイ対策する
ドライアイのしくみをドラクエで理解する 
https://blogger.kinkuman.net/2022/08/blog-post.html

 

フリッカー

液晶ディスプレイのバックライトが冷陰極管(いわゆる蛍光灯)からLEDに変わったことで、
ちらつきが増えてしまいました。
最近でこそフリッカーフリーを謳うディスプレイがたくさん出てきましたが、LEDバックライト初期はそういうのはあっても高価でした。

蛍光管は残光があるのに対し、LEDにはないため光のON/OFFが際立ってしまい、ちらつきとして認識してしまうためです。
(参考)
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1347419785861.html

LEDバックライトの液晶では基本で述べた輝度の調整を行うと、暗くなって輝度としては目には優しいのですが、自分では認識ができないレベルのちらつきを脳が認識してしまい、2時間程度で頭痛が発生します。
目つぶし(アイクラッシャー)というより脳みそ潰し(ブレインクラッシャー)とでも言うべきでしょうか。

最悪のディスプレイは、輝度を下げるとフリッカーが発生し、輝度を上げるとフリッカーが減少するものです。輝度が高いとアイクラッシャーで、輝度が低いとブレインクラッシャーとなる。
どっちに転んでも目がダメージを受ける。

私の所持するノートパソコンThinkPad T530のディスプレイがこれに該当する。


(体験談)フリッカー最悪のディスプレイに私が行った対策


最近はブルーライト対応商品が人気のため商品数は少ないが、輝度を落とす(暗くする)シートを画面に貼る方法です。
フリッカーを極力発生させないために輝度は最大の明るさで運用し、フィルムによって輝度を落とす。

太陽を見るときにすりガラスを使うのと同じ方法です。

暗いのにディスプレイ輝度がMaxなので、電池消費は多くノートパソコンの持ち歩きなどには向きません。

なかなか適切なサイズのフィルムがないのが現状で、結局住宅の窓用を買いました。
近所のホームセンターではUVカット率が72%というすごいのしかなかったので、これを買ってしまったが、もう少しスモークの度合いは少ないのがいいと思う。
試してはいないので保障はできませんが、50%~60%ぐらいのものでも 良いと思う。
72%でも夜、自宅の室内で使うのには問題はない。
 
買ったフィルム(窓用)


輝度が調整できない為の苦肉の策ではあったが、嘘のように頭痛が発生しなくなりました。窓用なので貼り付けに水を必要としますが、パソコンに水は使えないので、ある程度の気泡は我慢です。 張り付けなくても、ディスプレイサイズに切って画面の前に置くだけでも意味はあります。

輝度マックスでもこの感じ、太陽の下では使えないが目は死なない


フリッカーの根本対策は、ディスプレイの変えられないノートパソコンなどではなく、普通のパソコンでお金があるならば、高いのには理由があるのでEIZO製を買うのがオススメです。
EIZOは目への優しさを機能の一つと考えています。

少し割高ですが、頭痛よりマシ


EIZOでなくても最近のディスプレイはフリッカー対策されていたりするので、まともな場合が多くなっています。安いメーカーの中古は避けたほうが無難です。
EIZOの他、海外ではBENQはフリッカー対策に力を入れています。
安くて買いやすいLG製のフリッカーフリーは、輝度が下がらないので輝度でヤラレルのと若干フリッカーはあるように感じます。

色々と書いてきましたが、目の耐性は個人個人で違うので、自分の目の弱点を知ることが大事だと思います。
適切な対応で、目のダメージを和らげましょう。
  • 輝度
  • ブルーライト
  • ドライアイ
  • フリッカー
私は輝度、ドライアイ、フリッカーが弱点で対策しています。


追記

結局ケチって片頭痛という健康被害が発生し、EIZOのディスプレイを買いました。
テレワークで圧倒的にディスプレイ見ている時間が増えたらLGのフリッカーフリーでもじわじわやられ死にました。(目というより頭?)
フリッカーとはまた別の要素があるような気がしてなりません。 

EIZOのディスプレイでは、変な疲れはなく普通に疲れれるだけです。

 LGのディスプレイは暗くしすぎるところまでは輝度調整ができないので、結局明るさなのでしょうか?
 
T530に使った輝度を落とす(暗くする)シート張ってみて検証してみようかな・・。 
窓用シートってなにげにいろいろな光線をカットしてるから何かが効果あるのかも・・。