Broadcom BCM2837のスペック
ARM Cortex-A53 のクァッドコアの1.2GHzである。ARMは省電力故にIntelCPUと比較すると、クロック単位の性能は結構貧弱だという認識は持っている。
比較情報と考察
色々調べていると以下のサイトがヒットした
https://www.the-toffee-project.org/truebench/index.php?page=home&lang=japanese
このグラフの中から探していくと、どうもPentiumD 820やPentium T4200よりは性能は低くPentium E2220よりは性能がいい。
PentiumDは爆熱故にCPUファンが爆音というIntel闇の時代を象徴するようなCPU。
冬でもワンルーム暮らしなら暖房器具が不要になるヒーター機能を持っている。
ドラゴンボールでいうとスーパーサイヤ人第3段階のようなもの。
久しぶりに会えてなんかうれしい。でもラズパイより性能いいんかいw
PentiumDualCoreはCore2Duoの廉価版なので、Core2で考えるとわかりやすい。
PentiumE2220が第一世代のCore2シリーズで、 Pentium T4200は第二世代のCore2シリーズ、E2220の方がクロックは400MHzほど高いのだが、性能はT4200の方が大きく良い。
ラズパイはこの中間ぐらい。
実はPentium E2220よりクロックが800MHz低い、Pentium E2140を載せたThinkCentraA55というパソコンにCentOS7を入れて使っており、その性能はよくわかっている。
このパソコンには、昔GeForceのエントリモデルGT520とか載せて、オンラインゲームなどやったことがあります。
ゲームの場合CPUよりGPUですが、CPU使用率100%に張り付くような事はなく、非力ではあるものの力不足を強く感じたことはありませんでした。
もちろん、エンコードなどCPUパワーが必要な作業では足りません。
まとめ
コアの数が有効に働いたり、クロック数が有効に働くシチュエーションもあるとは思いますが、ざっくりとBroadcom BCM2837 1.2GHz 4Coreの性能はだいたいCore2Duoの下の方と考えればいいのかと思う。
Raspberry Pi3のCPUが飛びぬけて高性能ではないが、必要十分である事は理解し、
使用した際の性能の低い感覚は、性能の足枷がCPUではなく、搭載メモリやストレージなのかと感じる結果となりました。
そして
ThinkCentraA55をすぐに捨ててRaspberry Pi3 B+でも買おう。
実際捨てた