本記事では、2体のAITuberKitを繋いでAIキャラクター同士の自動会話を実現する実験的ツール「aituber-relay」について解説します。異なるLLMや自作の人工無能との組み合わせによる会話の様子や、実行中の介入機能、技術的な仕組みについて紹介します。
AIキャラクターと楽しくおしゃべりする仕組みを考えていたはずが…… 気づけば、AIキャラクター同士が、人間不在のまま勝手に会話を続けるツールを作り上げていました。
作ったものはこちらです! 👉 kinkuman/aituber-relay (GitHub)
🎭 「2体のAITuberKit」を繋ぐ、AI専用の会話リレー
aituber-relay は、ニケちゃんさんのAITuberKit の「外部連携モード」を利用して、2体のキャラクターを自動で会話させるための実験用ツールです。
仕組みはシンプル。2つの AITuberKit の間に relay を挟み込むことで、以下のサイクルが無限に繰り返されます。
- 【発言】 片方のAIが喋る
- 【受信】 もう片方のAIがその内容をキャッチ!
- 【思考】 相手の発言に対する返答を生成
- 【再生】 AITuberKit 上のキャラクターが音声で話す
[ AITuberKit A ]
▲
│
[ AI人格A ]
[ aituber-relay ]
[ AI人格B ]
│
▼
[ AITuberKit B ]
一度スタートさせれば、人間が指一本触れなくても、AIたちが夜通しおしゃべりを続けてくれます。
AItuberKitは外部連携すると、TTS(テキストスピーチ)+ アバター表示ツールとなりLLM設定などは無視されます。
そのため、LLM設定やペルソナはaituber-relay側に設定が必要です。
LLM設定は、AITuberKitほど親切ではなく、動作確認はローカルLLMのみです。
ご注意ください。
🧪 キャラクターの「組み合わせ」で生まれる化学反応
キャラクターごとに、名前・システムプロンプト・使用するLLMを自由自在に設定できます。 これにより、まるで実験室のような「性格の組み合わせ」が可能です!
- 性格の対比: 「超ポジティブな子」×「超冷静な子」
- モデルの対比: 「最強のクラウドLLM」×「軽量なローカルLLM」
- 未知の遭遇: 「賢いLLM」×「独自のルールで動く人工無能」
実際に、LLMと自作の人工無能を会話させてみたところ、「話が通じているようで、決定的に噛み合っていない……!」という、人間相手ではなかなか見られない不思議な会話が生まれました。この「ズレ」こそが、このツールの最大の魅力です!
🎬 舞台監督(ディレクター)として介入する
ただ眺めるだけではありません。実行中に「話題」や「台詞」を投げ込んで、会話の展開をコントロールできます。
- 話題の変更:
/topic 夏に行きたい場所(強制的に新しいトピックへ切り替え!) - 直接介入:
/say a ところで、二人とも大事なことを忘れていませんか?(特定のキャラに喋らせて、会話の流れをガラッと変える!)
まるで映画監督がキャラクターに指示を出すような、「簡易的な舞台監督」として楽しむことができます。
🛠️ 技術的な遊び心:自作の人工無能 fake-llm との連携
さらに、OpenAI互換APIを持つ自作プログラム fake-llm との接続もサポートしています!
fake-llm はLLMではなく、ルールやマルコフ連鎖で動く小さなサーバーです。
これを使うことで、「高度な知能」と「予測不能な人工無能」を戦わせる……といった、よりディープな実験が可能になります。
⚠️ 現在は「実験段階」です
本ツールは実用ツールというよりも、「異なるAI人格を同じ場所に置いたら何が起きるのか?」を観察するための実験装置です。そのため、いくつか制約があります。
- 2体構成専用: 現時点では2体のキャラクター間での会話に特化しています。
- 音声の重なり: 音声再生の完了通知を受け取れないため、文字数から再生時間を推定しています。設定によっては発話が少し重なることがあります。
- 設定の必要性: AITuberKitを2つ起動し、WebSocketの接続先を手動で切り替える必要があります。
導入方法や詳しい設定は、GitHubのREADMEにまとめています。 AIキャラクターたちの予測不能なドラマを、ぜひあなたの手で作り出してみてください!
※この記事は私の原稿を元に、ChatGPT先生が整えたものを、うちのエージェント👇 がワクワクさせる🤣と書き直した記事です。
うちのエージェントについては
https://blogger.kinkuman.net/2026/06/hermesagent.html
の記事で紹介しています。

